終わりよければ・・・(放送終了)

『リスナーさんと行く気仙沼ツアー(後編)』

『くにまるジャパン探訪』では前回に引き続き、邦丸さんと番組リスナーの

皆さんが『気仙沼』を訪れた模様をお送りしました。

 

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前回の放送では、一ノ関駅でリスナーの皆さんと合流したところから始まり、

「気仙沼プラザホテル」の堺支配人による案内で被災地を巡った模様や、

「マルシェ」・「おさかな市場」でのお買い物、気仙沼ホルモンの名店「くりこ」

での食事会、更には翌日の「岩井崎」観光などの模様をお送りしました。

 

今回はその続きからということで、一行はツアーのクライマックスでもある

「熊谷育美さんのコンサート」が行われる会場「はまなすホール」へ。

すると、会場のロビーに熊谷育美さんのおばあちゃんがいらっしゃった為、

熊谷さんのことなどを色々と伺った後、心行くまで熊谷さんの歌声を堪能

させて頂きました。

 

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そして、終演後、気仙沼市にスタインウエイのピアノを寄贈された佐賀県を

代表して会場にお越しになられていた、佐賀県文化スポーツ部文化課の

田中裕之課長に被災地への想いなどを伺いました。

 

佐賀県.jpg

 

その後、解散場所となる一ノ関駅で皆さんをお見送りし、いよいよ今回の旅も

フィナーレを迎えました。

 

というわけで、これで今回の「リスナーさんと行く気仙沼ツアー」は終えたのですが、

放送では邦丸さんと番組スタッフが、リスナーの皆さんと合流する前に取材した

模様をお送りしました。

 

まず、一行が訪れたのは、あの「第十八共徳丸」のすぐ裏側にある「鹿折唐桑駅」

及び、その周辺の地域。震災の際に火事で燃えたものと思われる"焦げた枕木"

などが、まだそのままの状態で残されていました。

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そして、今回の放送の最後には、リスナーの皆さんと合流する前夜にお邪魔した

お寿司屋さん「地もの屋 たに口」さんでの模様をお送りしました。

 

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こちらのお店は寺島アナウンサーのオススメということで伺ったのですが、

イカの塩辛をはじめ、イカの肝の醤油漬け・フカヒレの握りなど、気仙沼の

お酒と相性抜群の料理が次々と登場しました。

 

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また、こちらの「地もの屋 たに口」さんも震災で甚大な被害を受けているため、

その際のお話などを色々と伺っていると、2階にあるお座敷で、統合されることに

なった「浦島小学校」の先生方が"最後の卒業式"の打ち上げをされていることを

知ったため、無理を言ってお話を聞かせていただきました。

 

この際、震災について色々なお話を聞かせていただいたのですが、放送では

後日、校長先生から番組スタッフに届いたメッセージのみをお伝えしました。

 

以下が、そのメッセージです。

「学校や企業といった組織単位では、本当に一丸となって復興のために頑張って

きた。前だけを向いて、がむしゃらに頑張ってきた。しかし、この街にいる人たちは

全員、それぞれにドラマを持っている。組織単位では前向きに積極的に頑張って

いても、ふと個に立ち帰ったとき、大事な家族を亡くしたという辛い記憶をまだまだ

乗り越えることはできていない。それが被災地の現状なのです。そこを、どうか

お察しください。ただ、全国の皆さんには、本当に暖かいご支援をいただきました。

感謝しきれないほど。いつか恩返ししたいと思っています。その感謝の気持ちだけは

是非とも皆さんに伝えたい」

 

 

最後に、ツアーにご参加くださった皆様、そしてご協力いただいた気仙沼の皆様、

本当にありがとうございました。