去年、12月7日から9日にかけ開催予定だった
「リスナーさんと行く気仙沼ツアー」。
残念ながら当日夕方に起きたマグニチュード7.3の地震、
そして津波警報の発令により、中止となってしまいました。
あきらめきれない我々は気仙沼取材を敢行。
「絶対にリスナーの皆さんと戻ってくる」と決意したのです。
そして3か月が過ぎた先週の末、遂にその夢が実現しました。
土曜日の昼に東北新幹線一ノ関駅に集合し一泊、翌日の夕方、
再び一ノ関で解散するというスケジュール。我々は前夜から
現地に入って取材を行い、そして当日、一ノ関駅で参加者の
皆さんをお出迎えです。
添乗員の清水さんは、邦丸さんの大学の後輩でした。
バスの中では参加者の皆さんの自己紹介タイムが始まります。
しかし、あえなく時間切れ! 途中終了です。
さて、バスは1時間ちょっとで気仙沼に到着。最初は震災の
語り部による被災地のガイドです。前回もお世話になった
気仙沼プラザホテル、堺支配人が、再びご案内くださいました。
『第18共徳丸』は全長60m、330トンという大型船です。
津波で800m陸地に流され、今の場所にたどり着きました。
震災の深い爪痕を実感した後は、被災した商店街が集まった
仮設商店街、復幸マルシェを経て、大型物販施設『おさかな市場』
へと向かいます。
お昼が早かったこともあって腹ペコの邦丸さん。マルシェの奥にあった
『うめねす』でビールを飲み始めます。
自家製チャーシューやソフトクリームも、絶品でした!
お魚市場でもたっぷり買い物を楽しんだ後、参加者の皆様は
いったんホテルに入って一休み。
そして、ホルモン焼き『くりこ』で夕食となります。
この夕食、オプションだったにもかかわらず
全員参加してくださいました!!
食事が始まり、盛り上がってきたところで、明日にコンサートを
控えた熊谷育美さんが、挨拶のため、店に立ち寄ってくださいました。
さらに屋台村へ。分散して閉店まであちこちへ行きます。
もちろん、『大漁丸』にも行ってきました。さっちゃん元気でしたよ!
最後はタクシーに分乗してそれぞれの宿に戻ります。
明けて3月17日の朝は、まず風光明媚な『岩井崎』へ。
天気に恵まれ、素晴らしい景色を堪能できました。
そして、お昼を食べに移動する途中、ほんの少しだけ、
仮設住宅の様子を遠くから拝見します。
こちらでは、巨大津波に押し流されることなく耐えた
「横綱・秀ノ山像」や「松」などを見学することができます。
かつてほどではないようですが、見事な潮吹きを見ることもできました。
岩井崎から出ると、ちょっと早めのランチタイム。
以前番組でもご紹介した、復興商店街南町紫市場にある、
絶品「毛ガニチャーハン」の店、喫茶『マンボ』にお邪魔します。
なんと今回、ツアーのために貸切にしてくださいました!
生きた毛ガニを茹でるところから始まるチャーハン作り。
そして、タワーのようなイチゴババロアも凄い!!
貸切終了を待って、行列ができていました。
次回は熊谷さんのコンサートなど「気仙沼ツアー」後半の模様をお届けする
予定です。お楽しみに!!