『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが
『土方歳三資料館』を訪れた模様をお送りしました。
「新撰組 副長」として知られる土方歳三は、幕末の京都で討幕運動の
警戒に当たり、「池田屋事件」など数々の修羅場をくぐり抜けました。
そして、「鳥羽伏見の戦い」に敗れた後は各地を転戦することになり、
最後は榎本武揚の下、函館の五稜郭で新政府軍と戦う途中で銃弾に
倒れ、三十五歳の若さで生涯を閉じました。
現在、彼が若き日を過ごした東京都日野市には、その子孫にあたる
人々が暮らし、その家の一角には資料館が設けられ、新撰組ファンが
必ず訪れるスポットとなっています。
そんな「土方歳三資料館」に到着した一行は、土方家の子孫でもある
館長の土方愛さんにご案内いただくことに。
まず、若き日の歳三が売り歩いていたという漢方薬「石田散薬」について
伺ったところ、当時の得意先リストには甲府・猿橋・川越などの地名もあり、
その健脚ぶりが窺い知れます。
その後、歳三の生涯を追いながら、「剣術の修行」や「新撰組時代の話」、
「戦死した後の遺品」などについて色々とお話し頂きました。
なお、資料館の入り口付近には物販のスペースがあり、「歳三うどん」や
「日本刀の形のお箸」「生家限定キューピー」などの他、土方館長の著書
「子孫が語る土方歳三」なども置いてありますので、「土方歳三資料館」に
お立ち寄りの際は、是非こちらもご覧下さい。
この後、資料館を後にしたジャパン探訪一行は、モノレールで高幡不動に
移動し、土方歳三の遺徳を偲びつつ修行を行い、今回の探訪を終えました。
次回は、「リスナーさんと行く気仙沼ツアー」の模様をお送りする予定です。