『音楽マスターピース』では、去年9月4日付のフランスのアルバムチャートで
第一位を獲得した他、同じくフランスとカナダのiTunesアルバムチャートも1位、
そして、去年11月にはパリ・オランピア劇場で15000人を動員するコンサートを
成功させた、現代フランスの「国民的バンド」である『Tryo(トリヨ)』のみなさんに
出演して頂きました。
『トリヨ』 とは、フランス語で"アンプラグドなレゲエ・アコースティック・バンド"の事。
フランスでは国民的なバンドとして絶大な人気を誇っており、またカナダのケベック
でも大人気です。歯に衣を着せないメッセージを歌い込んだ歌詞で、政治、経済、
環境、ライフスタイルなどを歌い、多くの人々の共感を呼んでいます。2008年に
リリースされた4作目のスタジオ録音アルバム「あなたが蒔いた種」 がトリプル・
プラチナ・アルバムとなる大ヒットを記録。あわせて200日を越えるツアーも大成功、
名実共にフランスを代表するバンドとして、確固たる地位を築きました。
また、もともと環境活動家としてスタートしており、「田舎暮らしの賛歌」が大ヒット
した自然との共生、文化、性別、国籍の違う人々との共存を歌った歌詞は、時に
ストレートな批判を含みます。アコースティック・サウンドを主体に、ヴォーカルの
ハーモニーが印象に残る開放的なサウンドは、幅広い世代に支持されています。
そんな中、昨日、日本でのデビュー・アルバムとなる「愛と平和のリディム」が
リリースされたということで、今回は「愛と平和のリディム」について、いろいろと
お話し頂きました。
『トリヨ』の皆さんによりますと、「オリジナルのアルバム・タイトルは「Ladilafé」で、
亡き友人でバンドの育ての親でもあるパトリシアに捧げられたタイトルである。
レコーディングは、メンバーのダニエルの昔からの夢だったピーター・ガブリエル
所有のスタジオ「リアル・ワールド・スタジオ」で行われ、メンバー4人を基本に、
5曲目などで聞かれるストリングスやトランペット、スクラッチのビートも導入し、
繊細なアコースティック・サウンドとヴォーカル・ハーモニーを大切にした録音を
心掛けて制作した。また、サウンドはアコースティック・レゲエのほか、アラブ、
ハワイアン、西アフリカ、メキシカン・ワルツ風のサウンドが聴こえてくる、大変
バラエティーに富んだ仕上がりになっている」ということでした。
そんな『トリヨ』の日本デビュー・アルバムである「愛と平和のリディム」は、
昨日リリースされ、現在全国のCDショップやネットショップなどにおいて、
税込2,520円で発売中です。
☆『トリヨ』インストア・ライブ情報
明日2月22日(金)の夜8時から、代官山の「蔦谷書店」3号館2階に
あります音楽フロアにて、トリヨの4人のメンバーのうちクリストフ・マリさん、
ダニエル・ブラヴォさん、マニュ・エヴァノさんの3人が出演するインストア・
ライブが行われます。
ここでCDをお買い上げになりますと、ライブの後のサイン会にもご参加
いただけますので、是非お立ち寄りください。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.君に捧げる歌 / トリヨ
2.アラブの春 / トリヨ
3.田舎暮らしの賛歌 / トリヨ
以上の3曲でした。
(石田アナに対して興味津々だった『トリヨ』の皆さん)