終わりよければ・・・(放送終了)

障害を持った方を戦力に!とにかくおいしいスワンベーカリー

今日のアクティビストは、全国にスワンベーカリーを展開なさっています、株式会社スワンの代表取締役社長、海津歩(かいつ あゆむ)さん。

日本では、人口のおよそ6%、720万人以上の方が障がいを持ち、大半の方は、全国に6000箇所以上ある、共同作業所や小規模授産施設で、月給1万円ほどの低い賃金で働いています。
そんな中、全従業員の7割、300人以上の障がい者に月給10万円以上を支払うことを目標に、全国に直営店、フランチャイズを合わせて28店舗を展開しているのがスワンベーカリーというパン屋さんです。
「障がいのある人もない人も共に働き、生きて行く社会の実現」を理念に掲げる海津歩さんに熱く語っていただきました。

 

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障害は個性のひとつ。小さくてもいいから早く成功体験を積み重ねて言って、障害者と言えども戦略に育てていくことを意識しているそうです。

このスワンベーカリーの最初の一歩は、今から18年前の阪神淡路大震災。作業所では月給5,000円という金額で働いている人が。
ただ、商品を見て見るとやはり粗悪で、まずは商品が良くなければと思ったということです。
「きのう障害者のイベントでこけしを買いました。今日もこけしいかがですか?」と言われても、こけし収集家でない限り買わない。
とにかく「必要とされるものを作ろう」と考えたそうです。

スタジオにはたくさんのおいしいパンを持ってきてくれました。
障害者の方が作ったということと関係なく、味といい香りといい素晴らしいメロンパンをくにまるさんもスタッフを堪能しました。

スワンベーカリーのホームページはこちら。
http://www.swanbakery.jp/

放送を聴いて、スワンベーカリーを既に知っているリスナーさんや、この機会に行ってみたいというリスナーさんから、たくさんの反響を頂きました。