『おもしろ人間国宝』では、昭和初期の料理を再現されている
山本直味さんに出演していただきました。
昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを実際に作って食べる
ブログ「温故知新で食べてみた」を主催されている山本さんは、これまで
200種類以上の料理を作られてきたそうです。
元々は漫画家志望で昭和初期の人々の暮らしに興味があったという
山本さんが昭和初期の料理に出会ったのは約6年前のこと。資料を
探していたところ、たまたま昭和7年発行の「主婦の友」7月号の付録
「洋食の作り方300種」という本を見つけた山本さんは、見たことない
料理に衝撃を受け、「実際に作ったら、どんな味になるだろう」と思い、
自ら作ってみるようになり、それをブログで公開するようになったそうです。
今回は数多いレシピの中から特別に、アジの干物にマッシュポテトを
詰めて焼いた「干魚のポテト詰め」、カステラにジャムを塗って器に並べ、
バナナを上に乗せてゼリーで固めて冷やした「カステラのゼリー」という
2つの昭和初期の料理をスタジオにお持ち頂きました。