『音楽マスターピース』では、サックス奏者で作曲家・音楽プロデューサーの
清水靖晃さんに出演して頂きました。
清水靖晃さんは静岡県ご出身のサックス奏者で、作曲家、音楽プロデューサー。
1978年にアルバムデビューされ、実験的なロック・バンド「マライア」の活動で広く
知られます。その後、1983年には「サキソフォネッツ」プロジェクトをスタートさせ、
バッハの「無伴奏チェロ組曲」を世界で初めてテナー・サキソフォンで録音した
『チェロ・スウィーツ1.2.3』と『チェロ・スウィーツ4.5.6』は、2007年には2枚組の
アルバム『チェロ・スウィーツ』として新装リリースされました。 バッハの関連では、
1997年に『バッハ・ボックス』がレコード大賞企画賞に輝いており、1996年以降は
「バッハーサキソフォンースペース」のコンセプトで、地下の採石場や地下駐車場など、
特異な空間を利用したパフォーマンスも行っています。また、映画やアートビデオの
音楽制作など、映像作品への参加も盛んに行われています。
今回は清水靖晃さんの楽曲の中から、作曲:ヘンリー・パーセル、編曲:清水靖晃、
作詞:スージー・キム、清水靖晃、ボーカル:スージー・キムによる、17世紀の西洋
音楽と108つの煩悩という相容れない組み合わせをあえて強調し、更なるジャンプ
を求めた曲『108 Desires』の他、J.S.バッハの曲で、清水靖晃さんが人生の中期、
作品へのアプローチを大転換した第一弾だという、清水靖晃&サキソフォネッツの
『Cello Suite No. 1: Prélude』、そして、北島三郎さんの名曲を清水さんが編曲・
プロデュースした『漁歌』の3曲を紹介してくださいました。
☆清水靖晃さんライブ情報
「清水靖晃&サキソフォネッツin鎌倉 2013 『BACH+』」
出演:清水靖晃&サキソフォネッツ
ゲスト:波多野睦美(メゾソプラノ)
日時:2013年1月11日(金)
開場:午後6時30分 開演:午後7時
会場:鎌倉芸術館・小ホール
料金:前売り 4,800円(全席指定)
当日 5,300円(全席指定)
問い合わせ:「岩神六平事務所」 046-876-0712まで。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.108 Desires / 清水靖晃
2.Cello Suite No. 1: Prélude / 清水靖晃&サキソフォネッツ
3.漁歌 / 清水靖晃
以上の3曲でした。