終わりよければ・・・(放送終了)

1月1日、4日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、ジュディオングさん

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1月1日 「木版画家としてのジュディさん」
歌手として有名なジュディオングさんは、木版画家でもあります。
21歳で大病をしたときに、お母さんが油絵の具を病室に持ってきてくれて、油絵をはじめたのだそうです。そして、25歳のときにたまたま見た版画展で白黒の木版画の中に色を感じたときから、ジュディさんは木版画の世界にはまっていきました。最初は花などを描いていたジュディさんですが、だんだん日本家屋を描くようになります。ついつい版が多くなりがちなのが、悩みの種なのだそうです。

1月4日 「役者のように唄うニューアルバム」
東日本大震災の後、台湾の人たちは日本の事をとても心配をしてくれました。ジュディオングさんは、この理由として、日本統治下の時代に、日本人が台湾が良くなるように行動をしてくれたから、そして、台湾の震災の時に助けてもらったからだと話してくれました。
昨年末、ジュディさんは新しいアルバムを発表しました。少し前の失恋の曲だけを集めたアルバムで、まるで役者のようにジュディさんは唄っています。
シンガーであり、アクターであり、木版画家であるジュディオングさんは多忙ですが、時間は作るものだと言います。今年も木版画家として、歌手として頑張っていくのだそうです。

<ジュディオング>
台湾生まれ。3歳で来日し、女優として11歳の時、日米合作映画「大津波」でデビュー。 その後テレビドラマ、映画、舞台に多数出演。歌手デビューは16歳。1979年に「魅せられて」が大ヒット、日本レコード大賞を受賞。 木版画家としては、「ジュディ・オング倩玉」を雅号とし活躍している。