『音楽マスターピース』では、東京・渋谷にある深夜のワインバー
『Bar Bossa』の店主で、ボサノバの選曲者としても知られる
林伸次さんに出演して頂きました。
今回は、『ボサノバでクリスマス』というテーマで、この時期にピッタリの3曲を
選曲して頂きました。
最初にご紹介いただいたのは、ブラジルでは誰でも知っているクリスマス民謡を、
日本でも坂本龍一らと共演した実績がある世界的に有名な女性歌手「マリーザ・
モンチ」が歌う『ボルボレッタ(蝶)』という曲。 「今日はクリスマスの夜です。
私は小さくて魅惑的なちょうちょ。私を待ってる誰かを探して、花々を飛び回る」
という内容の歌詞で、いかにも南米の夏のクリスマスという感じの曲だそうです。
2曲目は、スヌーピーの全てのサウンドトラックを担当している「ヴィンス・ガラルディ」
というジャズ・ピアニストによる『マイ・リトル・ドラム』。この曲は完全ボサノヴァという
わけではないが、スヌーピーらしく子供のスキャットが入るのも可愛い曲だそうです。
また、「ボサノヴァのCDをプレゼントしたいから何かオススメのCDはありますか?」と、
よく質問されるという林さんによると、「これはCDのパッケージも可愛いからオススメ」
だそうです。
そして、最後にご紹介頂いたのは、インテリでブラジル人には珍しく英語も堪能であり、
新聞記者をしながら歌手デビューを果たしたことでも知られ、最近は毎年、来日公演を
しているジョイスによる定番のナンバー『Santa Claus Is Coming To Town』でした。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.ボルボレッタ / マリーザ・モンチ
2.マイ・リトル・ドラム / ヴィンス・ガラルディ・トリオ
3.Santa Claus Is Coming To Town / Joyce
以上の3曲でした。