終わりよければ・・・(放送終了)

映画『フラッシュバックメモリーズ』

『音楽マスターピース』では、オーストラリアの先住民「アボリジニー」の

楽器「ディジュリドゥ」奏者で、画家としても活動されているGOMAさんに

出演して頂きました。なお、GOMAさんは2月以来2度目のご登場です。

 

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GOMAさんは1972年、大阪府のお生まれ。オーストラリアの先住民である

アボリジニーの民族楽器「ディジュリドゥ」のプレイヤーでいらっしゃいます。

単身でオーストラリアに渡って、数々のコンペティションで入賞を果たされた

GOMAさんは1998年、アボリジニーの聖地であるアーネムランドで開催

された「バルンガ ディジュリドゥ コンペティション」で準優勝を果たされます。

これはアボリジニー以外のプレイヤー としては世界でも初めての受賞という

快挙でした。しかし、2009年に交通事故に遭ってしまい、多くの記憶を失って

しまいます。「ディジュリドゥ」が何かも思い出せなくなってしまったGOMAさん

でしたが、突然、緻密な点描画を大量に描き始められます。そして、その後も

懸命にリハビリを続け、2011年6月には静岡で行われた野外フェスティバル

「頂」でシークレットゲスト出演。その後、2011年FUJIROCK FESTIVALで

伝説のライブを行い、奇跡の復活を成し遂げられました。現在はミュージシャン

として、画家として、日々失われていく記憶と戦いながら、常に前を向いて活動を

続けています。

 

そんなGOMAさんの波乱の人生を描いた映画「フラッシュバックメモリーズ」が、

今年の東京国際映画祭コンペティションにおいて「観客賞」を受賞し、来年1月

19日からは、新宿バルト9ほか全国で順次公開されるということで、今回は

映画「フラッシュバックメモリーズ」についてお話しいただきました。

 

映画「フラッシュバックメモリーズ」は、今年1月にスペースシャワーTVにて放送

された映像作品を3D化した劇場版で、2009年に首都高速で交通事故にあい

脳障害を負ったGOMAさんが、記憶を失ってしまうという苦難にぶつかりながらも、

リハビリを行い復活する過程を奥様との日記でたどっているそうです。また、去年

行われたライブの映像やフラッシュバック現象を表現したアニメーションを盛り込み

ながら、新しい形のドキュメンタリーに挑んだ作品となっているそうです。

 

 

☆【映画『フラッシュバックメモリーズ』公開情報】

●特別先行上映のお知らせ

 12月21日金曜日、夜9時半から、吉祥寺バウスシアターにて。

 こちらは当日券のみで一律1,500円となります。

 前売り券は特別興行のためご利用いただけません。

 12月21日の当日午前11:00から吉祥寺バウスシアターの窓口で

 販売開始となります。(整理番号付き)

 全席自由で、上映15分前より整理番号順でご入場となります。

 

●全国公開のお知らせ

 新宿バルト9で1月19日土曜日から2月1日金曜日まで上映されるほか、

 横浜、大阪、京都、福岡、名古屋、広島、新潟でも公開になります。

 その他、全国でも順次公開予定です。

 料金は一般〜高校生 1,500円。中学生以下、シニア、障がい者手帳を

 お持ちの方は1,000円となります。なお、この金額と別に、3Dメガネ代が

 100円かかります。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.OMOTINO / GOMA & JUNGLE RYTHM SECTION