今日は特別企画!作家で天台宗の尼僧、瀬戸内寂聴さんの庵・京都嵐山の寂庵に
お邪魔して、90歳の現役で作家活動を続ける寂聴さんにお話を伺ってきました。
寂聴さんの書き下ろし最新刊「月の輪草子」は、90歳の清少納言がモノローグするという設定。
「源氏物語」の現代訳が有名な寂聴さんならではの、紫式部と清少納言との因縁
(お互いに悪口を言い合っていたとか)についてお話いただきました。
そして、迷えるリスナーに人生の指南を。曰く、
・人に親切にするのに見返りは求めない。
・人に「してあげてる」という気持ちを捨てよ。
・この世に疲れたら、出家すればいい。私は薦めないけどね。食えないから。
・人はなぜ生まれてきたか?それはもう、幸せになるためですよ。
・今年は人々にはつらい年だった。でも、人の魂を壊すことはできない。
人の心にある愛を壊すことはできない。来年は、人を愛することをしましょう。
「月の輪草子」講談社より、税込み1365円で発売中です。
瀬戸内寂聴さん 公式サイト
http://www.jakuan.com/