『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが
『穴守稲荷』を訪れた模様をお送りしました。
品川から京浜急行に乗り、高架駅となった京急蒲田で空港線各駅停車に
乗り換えて三つ目の「穴守稲荷」は、多摩川の河口に近い海辺の町です。
ちなみに、「穴守稲荷」駅は明治35年の開業時は「穴守」という名称で、
後に「羽田」となり、更に「稲荷橋」と改名。そして、戦後に羽田空港が
占領軍に接収されたため、お稲荷様も向こう岸から現在地に引っ越す
ことになり、昭和31年に現在の「穴守稲荷」という駅名となったそうです。
そんな「穴守稲荷」駅に到着したジャパン探訪一行は、駅前に設置されて
いるキツネの銅像「コンちゃん」をじっくりと見た後、いよいよ町のシンボル
である「お稲荷様」へ。「お稲荷様」に向かう参道で油揚げを売る店を発見
したため、油揚げを購入し、「お稲荷様」に奉納してきました。
「穴守稲荷」の参拝を終えた一行は、羽田空港方面へと歩を進めることに。
すると、かつてJALの訓練センターがあったとされる場所に、当時のモノと
思われるシミュレーターが残されており、邦丸さんは大興奮していました。
その後、潮の香りに誘われ、運河の方へと歩いていくと、羽田産のしじみを
売っている「あい中島丸」さんに遭遇。せっかくの機会ということで、羽田の
しじみについて色々と伺ったところ、「羽田のはクセがないから、吸い物で
食べるのがオススメ」という情報をゲットしました。
そんな感じで「あい中島丸」さんにお話を伺っていたのですが、食いしん坊な
ジャパン探訪一行は、どこからか漂ってくる、いい香りが気になって仕方ない
状態に。というわけで続いては、その"いい香り"の方角へと向かうことに。
すると、そこでは楽しそうなバーベキュー大会(3人でしたが・・・)が行われて
いました。楽しそうに、そして美味しそうにビールを飲み、お肉を食べる様子を
見て、完全に空腹モード全開になった一行は、その場を立ち去ることに・・・。
その後、海老取川の堤防を越えて船着場に下りると、そこには多くの釣り人が
いたため、その中のお一人にお願いして、佳子さんが人生初となる投げ釣りを
体験させてもらいました。
そして、そこから海老取川に沿って、かつての多摩川河口付近まで歩いていくと、
飛行機が並んで着陸を待っている風景や、漁を終えて戻ってくる漁船の姿から、
更にはコンビナートの炎など、とても雄大な風景が広がっていました。
こんな感じで「穴守稲荷」の散歩を終え、街中まで戻ってきた一行は、既に空腹の
限界を超えていたため、羽田付近で獲れた魚介類を食べさせてくれるお店を探す
ことに。すると、店頭に魚のメニューを掲げているお蕎麦屋さんを発見したため、
大喜びでお邪魔することに。・・・が、しかし、店内にはそんな魚介類のメニューが
どこにも見当たらないため、よくよく確認してみると、先ほどの店頭に掲げてあった
モノは魚介類の料理のメニューではなく、羽田付近で獲れるモノの一覧でした(笑)
というわけで、お店の方のオススメの品だという「さつま揚げ」と「ポテトサラダ」を
肴にして、いつも通りの"ビール修行"を行った後、満たされたような満たされない
ような不思議な感覚のまま帰路に就きました。
次回は、『雑司が谷』を訪れる予定です。