阪神・淡路大震災直後から、大阪の毎日放送で17年半に渡って災害情報番組「ネットワーク1・17」の
メインパーソナリティを続けた、フリーアナウンサーで防災・復興コミュニケーターの魚住由紀さんに
お越しいただきました。
1995年の阪神淡路大震災で自らも被災した魚住さん、直後から17年半、837回に渡って番組を続けました。
倒壊した建物から人を救助するとき「あのおばあちゃんは、あの部屋のこのあたりに寝ている」と近所の人が
知っていたのでスムーズに救助活動が出来たなど、放送を通じて、「人のつながり」の大切さを
感じることが多かったそうです。
大学生のひとり息子を亡くしたお母さんの記事を見て、数年後にリスナーから「そのお母さんはどうしているか
心配」と手紙が届き、番組担当者が探し当て連絡を取り、お母さんに番組出演してもらったこともありました。
そして去年の東日本大震災。直後に、東北のリスナーと関西のリスナーを繋ぐ
「ネットワーク3・11」も放送しました。
魚住さんも、何度も東北の被災地を訪れ復興支援を行っています。陸前高田の松原を守る
「高田松原ものがたり~消えた松原と奇跡の一本松」の朗読ライブも行っています。
復興には時間がかかります。支援しそびれたと気になっている人も、途中からできることもたくさん
あるので、是非手を貸してほしいそうです。
「ネットワーク1・17」「ネットワーク3・11」は
毎日放送のWEBサイトで聴くことができます
毎日放送 公式サイト
http://www.mbs.jp/
魚住さんと一緒に復興支援ライブ活動を行っている
作曲家の奥野勝利さんの公式サイト(音楽と朗読コンサートの詳細が掲載されています)
http://www.musicastle.com/