イラストレーターで装丁デザイナー・エッセイストの南伸坊さんにお越しいただきました。
南さんといえば、ご自分の顔をキャンバスにして似顔絵を描き、本人になりきる「本人術」で
いろんな人になりきっていますが、最新刊「本人伝説(文藝春秋社)」では、
スティーブ・ジョブズ、ブータンのワンチュク国王、ダライ・ラマ14世、石破茂さん、
マツコ・デラックスさんなど話題の人から渋い文化人まで総勢74人になりきっています。
さらに、まるで本人が書いたようなエッセイも添えられています。
写真だけでなく文体や考え方までなりきる本人術!
写真をCG補正したりというデジタル処理は一切していません。
お顔の形も全然違うのに、なんでこんなに似てるの!という姿ばかり。
是非書店で手にとってみてください。
そして南さんのオススメ本。
「ナメクジの言い分/足立則夫」(岩波書店)
フリージャーナリストの筆者がなぜかナメクジをひたすら掘り下げた話題の本。
「俳優・亀岡拓次/戌井昭人」(フォイル)
劇団を主宰し、自らも俳優である筆者が作り出した架空の人物・亀岡拓次の日常を綴る短編集。