終わりよければ・・・(放送終了)

10月22日~10月26日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、女優の田畑智子さん

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10月22日(月)「 そんなつもりじゃなかったのに...。 」
京都の料亭の娘として生まれた田畑智子さん。ご両親の仕事柄、なかなか遊んでもらえなくてちょっと不満だったそうです。そんな田畑さんの少女時代は、人前に出ることが苦手で内気な少女だったそうなんですが、学校の夏休みを利用して「ちょっと映画に出れたらいいなぁ...。」なんて淡い期待を胸に、オーディションを受けた所、見事に映画「お引越し」の主役を射止めるのですが、田畑さんの返事はなんと「NO!」。「そんなつもりじゃなかった」から女優としての人生がスタートするのでした。


10月23日(火)「 田畑智子 女優の芽生え 」
負けず嫌いの田畑智子さん。最初は嫌で嫌で仕方なかった「お引越し」の現場が最後には恋しくなっていたそうです。その後は学業に専念するため、また学校からのお達しもあった事もあり仕事は控えていたのですが、有名になった田畑さんの下には、いくつもの出演のオファーがあり、休みを使ってこっそり仕事してたんだそう。また、「女優の道で生きていこう!」と、決意するまでのエピソードを教えていただきました。


10月24日(水)「 連続ドラマ小説 私の青空 」
田畑智子さんのご出演作品のひとつ、NHKの朝ドラ「私の青空」。今回も主役が決まった時、「えーできるかなー?」なんて、やっぱり後ろ向きなスタートだったそう。しかし、今回の現場は、どっぷりとお芝居に浸る環境だったそうで、それがまた楽しかったとお話してくださいました。NHKの連続ドラマ小説「私の青空」のヒロインを射止めるまでの話や、作品にまつわるエピソードをお聞きしました。


10月25日(木)「 田畑智子は語る、普通が難しい 」
2004年に10年ぶりの映画「隠し剣 鬼の爪」、「血と骨」に出演をされます。まず、「隠し剣 鬼の爪」の現場では「普通に○○をやって」と、田畑智子さんはよく注意され、これが田畑さんにとっては、非常に難しく「普通って何??」と自問自答の世界に入り込んでしまったそうです。また「血と骨」の現場では、北野武さんの演じる役と映画のストーリーも相まって、カットの声がかかっても、手の震えが止まらないくらい恐かったと語っていました。同じ年にまったく違う映画を出来た事がとっても自分の糧になったという、田畑智子さんの体験談をお話いただきました。


10月26日(金)「 田畑智子、チャレンジなう! 」
「20代、自分の進む道に悩み、30代はチャレンジの年!」と語る田畑智子さん。それを象徴するかの様に、田畑さんはフルヌード写真集を出版されます。しかし撮影当初は「ちょっときわどい写真程度...」という感じだったそうなのですが...。そして、映画「ふがいない僕は空を見た」で演じる役柄や作品の魅力など、ちょっぴり照れながらお話をしてくれました。最後は、田畑智子さんの今後の目標などもお聞きしています!


<田畑智子>
1993年、映画『お引越し』でデビューし、その年の映画新人賞を総なめにする。その後、TVドラマ『小石川の家』、向田邦子シリーズ等、久世光彦ドラマに数多く出演し、2000年には、NHK朝の連続テレビ小説『私の青空』のヒロインに抜擢され、一躍人気に。2003年に、『ニンゲン御破産』で初舞台を踏む。現在は、舞台・映画などで幅広く活躍。