『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが
『向島界隈』を訪れた模様をお送りしました。
コーナー開始から100回目を迎えた『くにまるジャパン探訪』。
「100=百」にちなんだ行き先を探した結果として辿り着いたのが、
国指定の名勝・旧跡、『百花園』。こちらは、町人文化が花開いた
19世紀の初頭、骨董商を営んでいた佐原菊塢が、交友のあった
文人墨客たちの協力を得て、花の咲く草花を愛でるために開いた
花園です。
百花園に到着したジャパン探訪一行は、早速散策を始めようとしたの
ですが、取材当日は10月にも関わらず暑かったため、何といきなりの
"ビール修行"からスタートすることに!? すると、北海道・苫小牧から
いらしていた親切な方におつまみを頂いたため、プチ宴会状態に(笑)
というわけで、軽くノドを潤したところで、ようやく本格的な"百花園散策"が
スタート。すると、一行の目の前には向島百花園に秋の訪れを告げる名物、
萩を竹の柵に沿わせトンネル状にした「萩のトンネル」が登場。可憐な萩の
花が咲き乱れており、一行の心を癒やしてくれました。また、百花園には
「萩のトンネル」以外にも、句碑や俳句の書かれた行燈など、見どころが
盛りだくさんです。ちなみに、邦丸さんのお気に入りは「目の病癒え名月に
投げキッス」という句でした。
たっぷりと花を愛でたジャパン探訪一行は百花園を後にし、隅田川沿いの
由緒あるお寺「長命寺」へと移動。こちらには、寛永年間に将軍・家光公が
鷹狩りの折、急に具合が悪くなり、この地で休息を取り、水を飲んだところ
たちどころに快癒したことから名付けられた名水「長命水」があります。
ただ、残念ながら関東大震災の頃に枯渇してしまい、現在は6年前に
水道水で復活したものを「長命水」としています。
長命寺の見学を終えた一行は、お寺の隣にある老舗「長命寺桜もち」へ。
「長命寺桜もち」は向島名物としてその名も高い逸品で、歴史は間もなく
300年を迎えようとしています。歴史あるお店ということで、色々なお話を
伺っていると、そこへ「桜もち」が登場!この絶品の桜もちには、邦丸さんも
伊藤アナも「美味しい。美味しい」を連発。
最終的に、邦丸さんはお母さんのために「長命寺桜もち」を購入し、
満足そうに帰っていきました(笑)
次回は、茨城方面を訪れる予定です。