今日のゲストは、ネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者、ジギャン・クマル・タパさんでした。
東日本大震災から1年半。震災の教訓の中で、在日外国人が災害弱者となってしまうことが指摘されました。現在、日本に住む外国人は約944万人。大災害が起きたとき、日本語が話せないとなると危険性も高まってしまいます。
その中で、ネパール人のタパさんは同胞支援に立ち上がりました。本日は、タパさんに在日外国人の災害対策についてお話をお伺いしました。
タパさん曰く「実は、日本に住んでいる外国人の中で、ネパール人は11番目に多い。決して少なくないのに、これまでネパール人向けの情報提供などの支援はしてこなかった。そこで、在日ネパール人のために、災害対策セミナーを
開くことに。」
そして、タパさんたちは、日本の災害に対応するため、在日ネパール人の仲間と災害時の心構えなどのマニュアルを翻訳され、小冊子を製作中です。
レンガでできた家が多いネパールでは、地震があると、すぐに屋外に避難するそうです。しかし、日本ではまず屋内で安全を確保し揺れが収まって屋外避難をすることが基本。そんな違いなどを消防庁の協力で、イラスト入りの地震対策マニュアルにまとめているそうですよ。