『音楽マスターピース』では、世界各国から選りすぐりのアーティストを
数多く招いて、日本でのライブやコンサートを企画・制作されている、
「Office Osawa」の大沢知之さんに出演していただきました。
大沢さんは世界各地の優れた音楽を紹介する「Real & True」を主宰されており、
ジャンルにとらわれない良質な、ホンモノの音楽ライヴを日本で提供されています。
過去9年の間に実現されたコンサートは日本初のものも多く、これまで日本での
公演はビジネス的に難しいと言われてきたものも含まれるそうで、アーティストの
選定から公演まで様々なハードルを乗り越えて実現されているそうです。
今回は、そんな大沢さんにイギリスのロック・ジャズ界を代表するドラマーで、
イギリスのジャズ・ロック、プログレッシヴ・ロックの歴史を体現する伝説的な
アーティスト「ビル・ブルフォード」についてお話し頂きました。
ビル・ブルフォードは、イギリスのドラマー・パーカッション・プレイヤーで作曲家。
自身のリーダー・バンド Earthworks、Bruford をはじめ、King Crimson、Yes、
Genesisなど錚々たるバンドで中心的メンバーとして活躍。 ジャズとロック、
ひいては現代の音楽に与えた影響は、はかり知れないと言われます。
そして、今月末に大沢さんは、そんな伝説的アーティスト「ビル・ブルフォード」を
呼ぶイベント「Bill Bruford "An Evening with Bill Bruford"自伝日本語版出版
記念 日本語での自伝出版記念の会」を企画されました。
こちらのイベントは、ファンにとっては二度とお目にかかれないと思っていた
「ビル・ブルフォード」が来日するという非常にレアなイベントで、直接会える
のはこれが最後かもしれないとか。「ビル・ブルフォード」本人がミュージシャン、
ドラマーとしての技術、創造力について実例を交えながらPC、プロジェクターを
使用し、ライヴ用PAを活用しつつ具体的に講演(通訳付)を行うそうです。
演奏はないものの、自伝の紹介をしたり朗読も披露してくれるそうです。
今回は、「ビル・ブルフォードの音楽遍歴上、重要な3曲」ということで、
選曲して頂きました。
☆「ビル・ブルフォード」出演イベント情報
●「Bill Bruford "An Evening with Bill Bruford" ビル・ブルーフォード
自伝日本語版出版記念」
9月29日(土)と30日(日)ともに東京・青山の「ラパン・エ・アロ」にて。
なお、29日(土)は既に前売り券は完売となっておりますが、
30日(日)は、まだわずかに席が残っています。
午前11時開場、11時半にイベント開始。
前売り券は6,500円で、ブッフェでのお食事つきですが、
ドリンクは別となります。
10月1日(月)は、東京代官山の「山羊に、聞く?」にて。
こちらも前売6,500円となります。
いずれもお問い合わせは、03-3728-5690まで
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.Larks' Tongues in Aspic, Part One / King Crimson
2.Feels Good to Me / Bruford
3.Revel Without a Pause / Earthworks
以上の3曲でした。