終わりよければ・・・(放送終了)

9月3日~9月7日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、歌手の安倍なつみさん

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9月3日(月)  「歌手を目指すきっかけ」
安倍なつみさんは、北海道室蘭市で生まれました。外遊びが好きで、いつも日焼けをしている少女だったそうです。両親は冗談好き、そして家族でキャンプに出かけるような、明るい家庭でした。
そして初恋は保育所時代。ちょっとしつこくされた男の子を意識してしまったのだそうです。
小学校時代の安倍さんはいろいろなことに挑戦します。ひとつの事を覚えたら次に行きたくなる性分の安倍さんでしたが、音楽、中でもバンドサウンドが気に入ってしまい、自分でもボーカルをやってみたくなりました。

9月4日(火) 「芸能界入り、そしてデビュー」
安倍なつみさんが一番憧れたボーカルは、ジュディ・アンド・マリーのボーカル,YUKIさんでした。
影響を受けて歌手になってやると夢見ていたなつみさんは、高校入学後、すぐにシャ乱Qロックボーカリストオーディションを受けます。
反対していた筈の父の助けを借りて、オーディションで最終候補にまで選ばれたなつみさんは、他の最終候補のメンバーと共に、『モーニング娘。』を結成しますが、課題曲を5日間で5万枚売ったらメジャーデビューという条件付きの結成でした。
途中で42度の熱を出したりしながらも、モーニング娘。は見事に5万枚を売り、メジャーデビューを果たしました。


9月5日(水) 「ミリオンヒット/ソロ活動」
モーニング娘。がメジャーデビューすると、曲がヒットし、今までとは生活が一変します。レコード大賞最優秀新人賞、紅白出場と忙しくなり、めまぐるしいとはこういうことを言うのかと思ったと、安倍なつみさんは笑って話してくれました。
他のメンバーは他のグループとユニットを組んだりして活動をしていましたが、モーニング娘。の顔になった安倍さんにそれは許されませんでした。
そして2003年にソロデビューを迎えます。これは安倍なつみさんの新しい一歩だったと共に大きな経験にもなりました。ソロの孤独さ、大変さを知ったのです。でも、メンバー同士は競争相手だったので、誰にも相談することができなかったのだそうです。


9月6日(木)  「モーニング娘。からの卒業/ドリームモーニング娘。」
モーニング娘。のメンバーだった6年間、安倍なつみさんは、「笑顔のなっち」でいることを求められていたことで、いつもプレッシャーを感じていました。
モーニング娘。を卒業して、舞台の稽古で宮本亜門さんの演技指導を受けたときに、本物の安倍なつみを出して良いんだといわれて、逆にほっとしたと言います。
つんく♂さんについて安倍さんは、モーニング娘。としての「安倍なつみ」を育ててくれた方と感じています。最近結成したドリームモーニング娘。では、一番つんく♂さんに、成長した自分を見てほしいのだそうです。

9月7日(金) 「プライベートについて」
最近、安倍なつみさんはジュニア野菜ソムリエとジュニア食育マイスターの資格をとりました。料理が趣味のなつみさんですが、自分の体のことを考えるとよいものを自分で調理したいと、いろいろと勉強をされたのだそうです。
安倍さんは、お酒は好きだけど量は飲めないのだそうです。もう一目ぼれもしなくなったと安倍さんは笑って話してくれました。
そんな安倍さんはこの秋、朗読劇や舞台公演でステージに立ちます。先日は写真集もだしました。ニューヨークで30歳女性としての2面性を表現したもので、自分の意向を最大限生かせたものだそうです。


<安倍なつみ>
1998年『モーニング娘。』としてデビュー。2003年にはソロ活動を開始。そして2004年に6年間活動を続けてきたモーニング娘。を卒業。その後、ソロとしてコンサート・舞台・テレビ・ラジオなどで活動中。野菜ソムリエの資格や食育マイスターの資格を持ち、 "食"に関する知識を持つ。
歌手としての活動と共に舞台女優としても、活躍中である。出演作品は、2008年に宮本亜門演出の祝祭音楽劇「トゥーランドット」、2009年に同氏演出の音楽劇「三文オペラ」に出演。2010年は、オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』、安倍主演の『安倍内閣』に出演。
2011年は、舞台『新歌舞伎座 早乙女太一特別公演~狐笛のかなた~』、ミュージカル『嵐が丘』、『ドラキュラ』などの舞台出演と並行して、元モーニング娘。卒業生での新ユニット『ドリーム モーニング娘。』のメン バーとして7年ぶりにグループの活動に参加。アルバムリリースや全国ツアー等、活躍の場を拡げている。