10月1日 月曜日 「夢見がちな少女、ピアノと出会う」
1957年の早生まれ、邦丸さんとまったく同い年の尾崎さん。少女時代はとても夢見がちで、いろんな妄想を楽しむ女の子でした。
クラスメートを驚かせようと、ウソをついてばかりいたそうです。
小学校低学年のときにピアノを習い始めたのですが、当時の先生が、かなり変わった教え方をする人でした。
シンガーソングライター尾崎亜美の原点となる、音楽との出会いのお話です。
10月2日 火曜日 「プロミュージシャンを目指して」
自由な創作を奨励するピアノの先生のおかげで、少女時代から作詞作曲を始めていた尾崎さん、中学・高校でも音楽活動にのめりこみます。
オーディション番組がきっかけで、1976年にシングル「瞑想」でデビュー。
デビュー曲のレコーディングで、とてもうれしい出来事がありました。
火曜日は、尾崎さんのプロデビュー前夜までのお話です。
10月3日 水曜日 「ヒット曲『マイ・ピュア・レディ』、そして楽曲提供」
尾崎さんのデビュー時のキャッチフレーズは「ポスト・ユーミン」。
尾崎さんにとってユーミンはとても可愛がってくれる「姐さん」的存在だったそうです。
デビュー翌年に、化粧品のCMソング「マイ・ピュア・レディ」が大ヒット。
さらには他の歌手の方への楽曲提供も始めます。
尾崎さんの音楽活動が一気に拡がっていく時期のお話です。
10月4日 木曜日 「オリビアを聴きながら」
尾崎さんの楽曲提供の中でも、誰もが認める名曲といえば杏里さんの「オリビアを聴きながら」。
曲を書くにあたり、尾崎さんは杏里さんを自宅に招いていろんなお話をして、2人のコミュニケーションの中から曲を完成させました。
松田聖子さんに提供した「天使のウインク」も大ヒット。
木曜日は、ヒット曲にまつわるエピソードをたくさん聞かせていただきました。
10月5日 金曜日 「尾崎さんのプライベート」
尾崎さんの旦那様はベーシストの小原礼さん。
小原さんはLAで音楽活動をしていたため、結婚式も現地で挙げました。
結婚式当日、なんと牧師さんがダブルブッキングで来れなくなり、新婦側の客として来ていたあのデーモン小暮閣下が急遽代役を務めることに・・・いったいどんな結婚式になったんでしょう?
デビュー36周年を迎え、秋はライブが目白押しの尾崎さんの今後の抱負も伺っています。
<尾崎亜美>
1976年、シングル「冥想/冬のポスター」でデビュー。
同年8月5日 ファーストアルバム「シェイデイ」リリース。
代表曲として「冥想」、「マイ・ピュア・レディ」、「初恋の通り雨」、「21世紀のシンデレラ」、「My Song For You」、「蒼夜曲(セレナーデ)」など、多数が知られている。
また、デビュー3年目より他のアーティストへの楽曲提供を行い、現在のプロデューサーの草分け的存在となる。
主なヒット曲は、南沙織「春の予感」、杏里「オリビアを聴きながら」、高橋真梨子「あなたの空を翔びたい」、松田聖子「天使のウィンク」、観月ありさ「伝説の少女」など日本のミュージックシーンを支えている。