終わりよければ・・・(放送終了)

『谷中散歩』

『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが

『谷中』を訪れた模様をお送りしました。

 

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厳しい猛暑が続く中、「ここならいくらかマシではないか・・・」ということで、

今回の行き先が『谷中』に決定。「谷中霊園」を中心に、江戸時代からの

墓地が広がるこの一帯ならば、「きっと真夏でも静謐な雰囲気に包まれて

いるはず・・・」という淡い期待を抱いて向かったものの、最寄り駅である

JR日暮里駅に降り立つと、そこには強烈に照りつける日差しが待ち受けて

いました。「仕事じゃなければ外に出ない方がいい!」というレベルの暑さ

だったため、佳子さんは日傘を差し(前回、不評だった"シイタケ"みたいな

帽子はやめたそうです)、邦丸さんは帽子を被り、とりあえず取材スタート!

 

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まず、ジャパン探訪一行が向かったのは、「谷中」のランドマーク的存在である

「谷中霊園」。かつて、ここには寛政三年(1791年)に建てられた五重塔が

ありました。幸田露伴の名作「五重塔」にも描かれたこの塔は、関東大震災、

そしてアメリカ軍の空襲にも焼け残り、東京を代表する名建築として親しまれて

いましたが、昭和三十二年(1957年)に放火により焼失。現在は、跡地のみが

寂しく残されています。

 

そんな「五重塔跡地」を見学した後、いよいよ霊園探訪へと入っていくことになった

一行は、本来ならお参りしたい有名人のお墓が数多くある中、あまりの暑さのため、

"とりあえず行きやすいところ"を、いくつかピックアップすることに。

 

その結果、最初にお参りすることになったのは、昭和三十九年放送の大河ドラマで、

空前のヒット作となった「赤穂浪士」での大石内蔵助役でもお馴染みの映画スター、

長谷川一夫さんの墓所。ちなみに、長谷川一夫さんは昭和五十九年(1984年)に

76年の生涯を閉じられました。

 

その後、川上音二郎さんや徳川慶喜公のお墓を訪ねた後、一行が辿り着いたのは

近代日本・実業界の立役者である渋沢栄一さんのお墓。すると、偶然にもご子孫の

方々がお盆のお墓参りにいらっしゃっていたため、色々とお話を伺いました。ちなみに、

渋沢さんのお墓は財団法人が管理しているため、子孫の方でもお金を払わないと

同じお墓には入れないのだとか。

 

このあたりで暑さも極限状態に達し、ジャパン探訪一行から危険信号が発せられたため、

潔く撤退し「谷中銀座」の商店街へと向かうことに!

 

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ブラブラと商店街を歩いていると、「焼きかりんとう」のお店を発見。お店の中に入り、

店員さんにお話を伺ったところ、なんとユーミンさんも気に入っている一品なのだとか。

そんな情報を聞いた邦丸さんは「かりんとう」を購入した後、去り際に「松任谷さんに

よろしく!」という訳の分からない一言を残し、お店を出て行きました(笑)

 

続いて、一行は「肉のすずき」さんに立ち寄り、メンチカツを購入したのですが、

メンチカツだけで済むはずもなく、近所にあった酒屋さんでビールを購入し、

恒例の"ビール修行"へ突入しました!!

 

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今回は、これまでの取材の中でも特に暑さが酷かったため、"最高のビール修行"に

なったようです(笑)

 

 

次回は、『銀座』方面を訪れる予定です。