パラリンピックアスリートの大日方邦子さんにお越しいただきました。
ロンドン五輪が終了したばかりですが、大日方さんはこれからすぐロンドンへ、
パラリンピックの調査に向かうそうです。
3才の時に、交通事故で大怪我を負ってしまった大日方さん、
高校生のときにチェアスキーを始め、中央大学法学部の4年生だった1994年に
パラリンピックリレハンメル大会に初出場。長野大会では初の金メダルに輝き、
以降全部で5大会連続で出場、計10個のメダルを獲得しています。
バンクーバー五輪を最後に引退された大日方さん、現在は
選手経験を生かし、日本パラリンピック委員会運営委員として
パラリンピックの運営や、選手のサポートを行っています。
競技レベルがどんどん上がっているパラリンピック。
しかし取り巻く現実は厳しいものがあります。
アスリートが競技に専念したいという思いは年々強くなり、
練習時間も増えていますがその分経費も増えています。
いまや、パラリンピックに出場して、良い成績を残すためには
国際大会にどんどん出場し、各地を転戦しなければなりません。
種目により、健常者と障害者では競技団体が別々の場合もあり
パラリンピックを目指すアスリートにとって厳しい環境は解決されていません。
とにかくパラリンピックを見てください、身近に感じてくださいと
大日方さんは語ります。
大日方邦子さんの公式サイト
http://obinata-ski.com/