『音楽マスターピース』では、数々のバンドのドラマーとして、またジャンルを
横断する様々な音楽のパーカッショニストとして活躍中の芳垣安洋さんに
出演していただきました。
芳垣安洋さんは兵庫県のご出身。「モダン・チョキチョキズ」、「渋さ知らズ」などに
参加された後上京されると、これまでに山下洋輔さん、坂田明さん、菊地成孔さん、
UAさんほか、国内の様々なアーティストと共演されたほか、海外のアーティストとも
数々の実験的なコラボを行われ、国内外で高く評価されるパーカッショニストです。
また、ライブ活動に加えて、演劇や映画の音楽制作も手掛け、欧米のジャズや
現代音楽のフェスティバルにも頻繁に出演されています。
そんな日本を代表するドラマー・パーカッショニストである芳垣安洋さんは、今年7月、
新しいバンド 「オルケスタ・リブレ」として、2枚のアルバムをリリースされました。
メンバーはジャズやロック、現代音楽など、ジャンルを超えた様々なアーティストの
もとで活躍する腕利きのミュージシャンたちで、言わば今の日本の音楽界を支える
「名人」ミュージシャンたちが集まった作品と言えます。
ちなみに、「オルケスタ・リブレ」というバンドは、60年代~70年代のロックやポップス、
演劇舞台音楽、ミュージカルや映画音楽、ジャズ・チューンから第三世界の音楽まで、
邦楽/洋楽のスタンダードソングを"うた"と"インストゥルメンタル"でプログレッシヴに
再定義する、10人の楽団員とゲストヴォーカリストの2人からなるオルタナティヴ吹奏
楽団だそうです。
そして、今年7月にリリースされた2枚のアルバムは、ともにジャズのスタンダードや
ミュージカルの名曲など、「古今東西の名曲たちを、リスペクトを込めて演奏しなおし、
聴きなおそうじゃないか」という気分が底流にあるそうです。
なお、『Can't Help Falling In Love~好きにならずにいられない』は、オルケスタ・リブレ
名義で、もう一枚の『うたのかたち』はオルケスタ・リブレと柳原陽一郎とおおはた雄一
名義となっています。
今回は、そんな『オルケスタ・リブレ』の楽曲の他、芳垣安洋さんが一番愛するジャズ・
ミュージシャン、『ルイ・アームストロング』の楽曲をご紹介いただきました。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.Ev'ry Time We Say Goodbye / オルケスタ・リブレ
2.ハロー・ドーリー / ルイ・アームストロング
3.ハロー・ドーリー / オルケスタ・リブレ
以上の3曲でした。