日本の伝統芸能・落語を、なんと7ヶ国語に翻訳して各国で公演している
噺家の三遊亭竜楽さんにお越しいただきました。
2008年、イタリアでイタリア語で落語公演を行った際、現地で大受け
したことがきっかけで、以降、フランス語、英語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語を
駆使してヨーロッパ諸国で落語公演を行っています。
各国に必ずいる日本の伝統芸能研究者に翻訳をお願いし、留学生に発音の
チェックをしてもらった丸暗記で覚えるそうです。
演目は「気の長短」「ちりとてちん」「親子酒」「味噌豆」など。
落語は、聴いている人がそれぞれに想像して楽しむ演芸なので
文化の違いはそれほど壁にならないそうです。
落語は、ヨーロッパ諸国では非常に人気で、ダビデ像みたいな現地の人が
近寄ってきて、カタコトの日本語で「サイキン、スエヒロテイ、ドウデスカー」と
話しかけてくるんだそう。
国によってウケ方も違います。イタリアではもちろん大ウケ、フランスでは
集中して聴いてくれる、ドイツ人は頭を使うオチを好む、等々。
CD「三遊亭竜楽の七ヶ国語落語~味噌豆編~」
スロウボールレコーズより税込み1500円で大好評発売中です。
発売記念イベントは8/30(木)午後7時~丸の内カフェにて。
8/19(日)午後2時~三遊亭竜楽独演会もあります@内幸町ホール。
三遊亭竜楽 公式サイト
http://www.ryu-raku.com/
丸の内カフェ 公式サイト
http://www.marunouchicafe.com/