今年82歳。日本一のリサイクル会社を興したい一念で52歳で起業、あの「おから」から
バイオエタノールを作ってしまった、静岡油化工業の社長・長島磯五郎さんにお越しいただきました。
依然は、魚のアラ等から飼料を製造するお兄さんの会社で働いていた長島さん、
52歳でいまの会社を興し、おからの乾燥機を開発。そして植物油の廃油再生機を導入して、
廃油からバイオディーゼル燃料を作り出すことに成功。
さらにおからからバイオエタノールを作るプラントも完成と、環境に優しいリサイクル事業に
取り組み続けています。
おからが捨てられているのがもったいないと思い何年もかけておから乾燥機を開発したが
当初は乾燥おからが売れず苦労しましたが、おから乾燥機は注目され、そこが突破口になり
乾燥おからの飼料が広まっていきました。
おからからバイオエタノールを作る過程も、試行錯誤の連続と、民間企業の協力が
あってできました。平成20年にプラントが完成、事業としてはまだまだですが
毎月2500トンほど運び込まれるおからの99%は飼料になっています。
今後は、大量に出ている食品の残渣(生ゴミ)から燃料を作り出して、燃料輸出国にしたいそうです。
静岡油化工業株式会社 公式サイト