『くにまるジャパン探訪』では、いつも一緒に旅している伊藤佳子アナを東京に残し、
邦丸さんが1人で『立山黒部アルペンルート』を訪れた模様をお送りしました。
かつて高度成長期における電力需要に応えるため、幾多の難工事の上、
ようやく完成した「黒部ダム」。そのダム建設の際、資材を運搬した交通
機関を生かし観光用に整備したのが、富山県側の立山駅と長野県側の
扇沢を結ぶ「立山黒部アルペンルート」です。3千メートル級の山々を貫く、
全長約90キロの道のりは、トロリーバスやケーブルカー、ロープウエーなど、
都会ではなかなかお目にかかれない交通機関を乗り継いでいく、乗り物
好きにはたまらないものです。
ジャパン探訪では去年に引き続き、邦丸さんを富山に派遣。
二泊三日の行程で、たっぷりと満喫してきました!
今回の旅のスケージュールは、羽田から飛行機で富山へ飛び一泊、
そして翌日アルペンルートに向かい室堂でもう一泊、三日目に山を
下りて再び富山から飛行機で帰京という充実の二泊三日。
一泊弾丸ツアーだった去年に比べ、天気にも恵まれかなり余裕を
もって楽しむことができました。
富山に到着し、早速旅のスタート・・・と、意気込んでいると、
何やらイベントを開催している様子。気になり近づいてみると、
そこでは、地元のサッカーチーム「カターレ富山」の3選手が
サイン会を行っていました。大好きな野球に比べ、サッカーの
知識に乏しい邦丸さんでしたが、せっかくの機会なので3人に
色々と話を伺いました。
そうこうしているうちに、そろそろ空腹状態に突入し始めた一行は、
「富山に来たからには新鮮な海の幸を堪能せねば!」ということで、
地元で評判の居酒屋「新」にお邪魔することに。
白エビ、ボタンエビ、ヒラマサ、バイガイ、メジマグロ、クロダイを2種の
醤油で味わう特別注文の「富山湾盛り」のほか、ノドグロのあぶり刺し、
柳ばちめ、おいぼのカマ焼など、数々の絶品を極上の日本酒と共に
味わってきました。
このように海の幸と日本酒をたっぷり摂取し、さらに宿に戻ってからも
仕上げ飲みをした後、ぐっすり眠り元気いっぱいに目覚めた一行は、
翌朝早く、いよいよ立山黒部アルペンルートに向け出発。
すると、早朝の富山市内で、こんな乗り物に遭遇。
富山市内で目立つ頻繁に行きかう路面電車の姿。日本で初めてのLRT、
JR西日本の路線を引き継いだ「ポートラム」は路面電車ファン憧れの的。
また、JR線南側の富山地方鉄道市内電車も、環状線を新たに施設して
LRT「セントラム」を導入しており、今後、富山駅高架化が完成すると、
両路線がつながって乗り入れの計画もあるのだとか・・・。
そして、富山から富山地方鉄道の電車でおよそ1時間、終点の立山駅に
到着するといよいよアルペンルートが本格的に始まります。駅前には名水、
「熊王の水」の水飲み場が設けられているのですが、ここで去年に続いて
今回も旅のガイドをしてくださる"山男・真岸さん"と一年ぶりの再会。
一緒に「熊王の水」を飲み、いよいよ山へと向かっていくことに。
ケーブルカーとバスを乗り継いで行き、標高2450mの日本一高い場所にある
リゾートホテル「ホテル立山」に到着。こちらで「氷見うどん」「名物カツカレー」
「さらさら汁」など、とても美味しいランチを頂いた後、散策へと出かけると、
なんと偶然にも結婚式&披露宴が行われており、幸せいっぱいの新郎新婦に
お話を伺うこともできました!
その後、トロリーバス、ロープウエー、ケーブルカーを乗り継いでおよそ1時間で、
遂に快晴の黒部ダムに到着!
エメラルドの湖にダムの絶壁と放水、そして間近に迫る立山連峰。
更に、放水にかかる「虹」まで眺めることができました!
そんな絶景の中で食べるソフトクリームもまた最高の味わいでした!
来週は立山黒部アルペンルート自慢の乗り物の数々、そしてホテル立山自慢の
「味」を中心にご紹介します。また、素敵なプレゼントもありますのでお楽しみに!
☆『立山黒部アルペンルート』からのお知らせ
7月21日から8月31日まで、立山黒部アルペンルートの立山駅・室堂・黒部湖・
扇沢駅では、大人一人につき子供一人の料金が無料になる往復切符、ファミリー
きっぷを発売中です。最大5260円もお得なこの切符を使って、これからの夏休み、
ぜひご家族で立山黒部アルペンルートを訪れてみてください。
詳しくは、コチラをご覧ください。