『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが
『国立天文台』を訪れた模様をお送りしました。
三鷹市大沢にあります『国立天文台・三鷹キャンパス』は、約10万坪の
広大な敷地の中に、いくつもの歴史的建造物が広がる都会のオアシスと
なっています。
そんな『国立天文台・三鷹キャンパス』の最寄駅である「武蔵境駅」に
降り立ったジャパン探訪一行は、非常に立派になった駅舎に驚きつつ、
タクシーで目的地へと向かうことに。
10分ほどでキャンパスに到着すると、「国立天文台・天文情報センター・
アーカイブ室・広報普及委員」、人呼んで"国立天文台の生き字引"という
中桐正夫先生が登場。こちらの中桐先生の案内で天文台ツアーがスタート!
1920年代、本格的にこの地で観測を始めてから、約90年もの月日が流れた
「国立天文台・三鷹キャンパス」には、大正から昭和にかけての古きよき時代の
天文学の香りが、そこかしこに漂っています。
そんなキャンパスの中でジャパン探訪一行が最初に訪れたのは、大正10年に
建設されたという最も古い建物「第一赤道儀室」。
登録有形文化財にも登録されているという「第一赤道儀室」には
「カールツアイスの望遠鏡」が動態保存されています。
もちろん「第一赤道儀室」自体も歴史を感じられる建物でしたが、
その「第一赤道儀室」の隣に「古墳」があったのには、一同ビックリ!
続いてジャパン探訪一行が向かったのは、今回のツアーのハイライトの1つ、
「アインシュタイン塔」。こちらは昭和5年に完成した建物で、国の登録有形
文化財にも指定されています。ちなみに、この建物は相対性理論の検証を
行うために建設されたそうで、"ホンモノ"はドイツにあるのだとか。
上の写真にあるように、「アインシュタイン塔」はレンガ造りの建物なのですが、
なんと使われているレンガは東京大学の「安田講堂」と同じものなのだとか。
そんな素敵な外観を楽しんだ後、「アインシュタイン塔」の地下へと向かうと、
そこには古い「分光器」や「湿度計」など、中桐先生のコレクションが所狭しと
並んでいました。
また、中桐先生によりますと、この地下室を「アストロノミーパブ」という
お酒を飲む部屋にしようという構想があるのだとか。こちらも楽しみです!
今回は、ここで時間いっぱいとなってしまったため、次回は続編をお送りする
予定です。お楽しみに!!