今日のゲストは元イスラエル軍特殊部隊コマンダーにして格闘技インストラクターのアヴィ・マザルトさんでした。
アヴィさんはイスラエルの特殊部隊に所属され実戦を経験。シリアも敵国ひとつでした。そのシリアで起こった内戦は、チュニジアやエジプトで起こった"アラブの春"民主化運動とは違う複雑な事情があると報道されています。
今回、アヴィさんに元イスラエル軍兵士の立場からシリア内戦の裏側を語って
いただきました。
イスラエルとシリアはこれまでに3度の全面戦争を経験。1967年にイスラエル軍が占領したゴラン高原をめぐっては、今もアサド政権と対立が続いています。また首都ダマスカスにパレスチナ・ゲリラの拠点があり、武器援助や軍事訓練の拠点を提供しているとされます。そんな反イスラエルを掲げるパレスチナ・ゲリラ「ヒズボラ」に武器供与などの支援を行っているとされるのです。
しかし、今回の内戦は、シリアの国民同士の戦い。政府軍が戦車、戦闘ヘリコプターなどを導入し、多くの市民を犠牲にしています。
そんな状況にアヴィさんは怒り、「軍隊は自国民を守るために存在するのに、それが自国民を殺すなんて最悪。アサド政権はもうすぐ倒れるだろう」と語りました。軍隊経験があり、命をかけて国民を守った元コマンダーの言葉でした。
格闘技道場「コンバット・スポーツ・センター」
http://www.combat-sports-center.com/japanese/index.html
サバイバルゲームフィールド「WAR ZONE」