江戸時代、庶民の時計代わりとまで言われた「売り声」を21世紀の現代、寄席の舞台で
披露されている「江戸売り声」漫談家の宮田章司さんにお越しいただきました。
1933年生まれの宮田さん、最初は漫才師として演芸界にデビューし
昭和30年代、文化放送でレギュラー番組をお持ちだったそうです!
(浜松町の新社屋にびっくりされていました)
今年79歳にはとても見えない!特に商売道具の声、とてもマイク乗りがいいんです。
今年の1月に、素朴社から「いいねぇ~『江戸売り声』絵で見る商いの原風景」を
出版されています。
この中に収められている100もの売り声から「古骨(古くなった番傘)買い」「落ち毛買い(京都では「おちゃない」)」
「ところてん売り」など実際に演じていただきました。
「魚売り」は、イワシ、サンマなど、魚の種類で売り声もぜんぜん違うんですね!
ニューヨーク公演も経験された宮田さん、ジャルパックのCMに出演したときは
タイムズスクエアのど真ん中で売り声を披露したそうです。
宮田さんの江戸売り声を生で聴ける寄席の予定は
6/26~5日間、浅草演芸ホール
7/1~10日間、池袋演芸場
そして、8/18~、江戸博での出演予定もあるそうです。
宮田章司さん 公式サイト