『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが
『二子玉川』を訪れた模様をお送りしました。
東急田園都市線と大井町線が走る『二子玉川』。
かつては、遊園地「二子玉川園」の最寄り駅として、また多摩川での川遊びの
起点として栄えた郊外の駅。今では、若者たちに大人気の近代的なショッピング・
タウンへと大きく変貌を遂げています。
そんな二子玉川にジャパン探訪一行が訪れるのは、「玉川大師」で地底探検を
行って以来、二回目のこと。
二子玉川の駅前を出発し、旧玉川電車・砧線の線路跡に沿って歩くこと約10分で、
今回の目的地である「大勝庵 玉電と郷土の歴史館」に到着!
筋金入りのアルゼンチン・タンゴのファンでもあるオーナーの大塚勝利さんが、
昭和45年、大阪で万博が開かれた年に、この地に蕎麦店「大勝庵」をオープン。
12年前、廃車になった玉電の車両を譲り受け、店内に運転台を設置してからは、
玉電や鉄道ファンの間でも有名な存在となりました。お店の方は去年の5月、
惜しまれつつ閉店しましたが、コレクションにも愛着があり、せっかくの運転台も
活用していきたいと考えたことから、地元の歴史をPRする施設の開設を決意。
かつてのお店の3分の1程のスペースに、電車グッズを中心としたコレクションを
置き、去年の12月に「大勝庵 玉電と郷土の歴史館」として、新たな第一歩を
踏み出されました。
そんな「大勝庵 玉電と郷土の歴史館」に到着したジャパン探訪一行は、
外観はごく普通のお蕎麦屋さんにも関わらず、片隅にいきなりパンタグラフが
置いてあったため、ビックリ!
そして、いざ店内へと歩を進めると、一行の目の前にいきなり運転台が登場!
ちなみに、日本でもここにしか残っていないという「玉電71形」の運転台らしく、
かなり貴重な代物だそうです。
もちろん、ただ見るだけで満足できるはずもなく、一行は運転台に乗り込んで
運転士の気分を味合わせて頂くことになったのですが、やはり鉄道大好きの
邦丸さんは大興奮の様子でした。
その後、館長である大塚勝利さんのコレクションを見せて頂いたのところ、
鉄道グッズのみならず、それ以外にも多くのお宝コレクションが揃っており、
何時間いても飽きないほどの充実ぶりでした。
更に、大塚館長の人生についても色々と伺った後、今回のジャパン探訪は
ゴールを迎えました。(なお、その後お蕎麦を食べに行ったそうです)
次回は、伊藤佳子アナウンサーのホームグラウンドへと乗り込む予定です。