日本でただひとりの、「馬の精神内科医」ホース・クリニシャンの宮田朋典さんにお越しいただきました。
馬の行動学、心理学、調教学に基づいて馬の悪癖や問題行動を検証し、調教馴致するお仕事です。
自らを「草食」とおっしゃる宮田さん、自分と馬のメンタルがとても近いことから、ごく自然に馬の行動や心理が
シンクロ氏し、この道を選びました。
馬のメンタルケアをするには、まず、母馬を演じることだそうです。
母親役になって、馬を自然に近い形で躾していくことで、馬と心を通わせることができます。
馬は基本、悩みはありません。しかし人間社会と関わることで
ストレスがたまり悩みが生まれます(厩舎から出てこない馬、集団行動ができない馬、
調教に耐えられず、調教師や関連の人を嫌いになってしまう馬)。恋愛の悩みだってあります。
メンタルケアを行うことで、ゲートの悪癖が矯正されたり、苦手を克服した馬たちは確実に成果を示します。
宮田さんは全国をまたにかけて、競走馬、乗馬クラブの馬など月に150頭ほどの馬のフォームや行動をケア
しています。誰もが知っている有名な馬のケアをされたことも。
今月はJRAで大きなレースが続きますが
馬の行動で精神状態がわかる宮田さん、ポイントは馬の口の動きだそうです。
ゆっくり動かしている馬は精神的に安定しているそうですよ!
宮田さんがオーナーを務める
カウボーイ アップ ランチ 公式サイト