『音楽マスターピース』では、前回はnaomi&goroのお一人としてお越し頂いた、
ギターリストで作曲家、編曲家、そしてプロデューサーの伊藤ゴローさんに出演
していただきました。
伊藤ゴローさんは、ソロ・プロジェクトのMOOSE HILL、布施尚美さんとの
ボサノバ・デュオnaomi & goroとして活動するかたわら、映画やドラマ、
CM音楽も手がけ、国内外でのアルバムリリース、ライブを行われています。
commmonsよりリリースしたPenguin Cafe Orchestraの『tribute』『best』や
原田知世さんの最近の2作『music & me』『eyja』などをプロデュース。
去年2011年には、naomi & goro & 菊地成孔の名義で、坂本龍一さんの
レーベル「commmons」から『calendula』をリリースしヒットを記録。
また、青森県立美術館ではサウンドインスタレーション「TONE_POEM」を発表、
方言を使った作曲のワークショプ、原田知世さんとの朗読会「on-doc.(オンドク)」
などを行っています。
そして、今年4月には2年ぶりとなるソロアルバム『GLASHAUS』をリリース。
更に、7月21日~9月17日に開催される青森県立美術館の夏の企画展
《Art and Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語》のサウンドトラックも
担当されています。
そんな伊藤ゴローさんに、今回は4月にリリースされたソロアルバム
『GLASHAUS』についてお話し頂きました。
伊藤ゴローさんによりますと、「曲を聴いて"ブラジル音楽っぽい"と思われる
ものにはしたくないと思った。より開いた感じの、幅広いものをやったつもり。
また、ギター1本で成立するものを作ろうと考えた。チェロやコントラバスとの
デュオ、ピアノ、ストリングスカルテットなどをからめたアンサンブルなど。
一方で、ブラジルでほぼ録音し、多くの優れたブラジル人アーティストに参加
してもらった」ということでした。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.Glashaus / 伊藤ゴロー
2.Obsession / 伊藤ゴロー
3.A Stamp / 伊藤ゴロー
以上の3曲でした。