『音楽マスターピース』では、ライターでエディター・DJとしても
ご活躍の大石始さんに出演していただきました。
大石始さんは1975年、東京のお生まれ。音楽雑誌の編集者を経て、
2007年から約1年に渡って世界一周旅行をされ、2008年の3月に
帰国された後、フリーランスのライター、そしてエディターとして活動を
スタート。そして、2010年には初めてのご著書「関東ラガマフィン」を、
2011年には監修・一部執筆を手掛けた「GLOCAL BEATS」を上梓
されました。 世界各国の新しい音楽シーンと伝統音楽、日本の民謡や
郷土芸能全般に興味を持たれ、旅先で味わう酒と音楽をこよなく愛する
37歳。ちなみに、これまでに訪れた国はおよそ30か国に上るそうです。
今回は、そんな大石始さんに『新興アジアのポップ音楽シーン』について
お話しいただきました。
大石さんによりますと、「アジア全域では欧米文化・欧米的ライフスタイルが
定着していて、その副産物として現地のポップ・カルチャーが登場してきた。
また、インターネットの発達によって国外の情報入手が簡単になったことで、
各地のポップ・カルチャー、ライフスタイルが変化してきた。その結果、たとえば
韓国にも、日本人がイメージしがちな「K-POP」以外に多様な音楽シーンが
形成されている」ということです。
そんな『新興アジアのポップ音楽シーン』の中から、韓国とアメリカを股にかけた
活動をしているチョ・ヒュイルのソロ・ユニット『THE BLACK SKIRTS』のほか、
フィリピンを代表するシンガー・ソングライターである『BARBIE ALMALBIS
(バービー・アルマルビス)』、"微笑みの国" タイで大人気のレゲエ・バンド
『SRIRAJAH ROCKERS(スリラジャ・ロッカーズ)』の楽曲などを紹介して
くださいました。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.International Love Song / THE BLACK SKIRTS
2.Goodbye My Shadow / BARBIE ALMALBIS
3.Hi Speed Love / SRIRAJAH ROCKERS
以上の3曲でした。