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レポーター永井まどかさんが、漫画を映画化することによるメリット・デメリットや
影響力についてレポートしてくれました。
GWに公開の話題の映画「テルマエ・ロマエ」阿部寛さんが主演の、ローマ帝国と現代の日本を行き来する
「お風呂ムービー」。「テルマエ・ロマエ」を連載しているエンターブレイン「コミック・ビーム」編集長の
奥村勝彦さんによると、映画化するつもりはまったくなく、話が来て作者も編集部もびっくりだったそう。
作者のヤマザキマリさんは、イタリア人のご主人が古代ローマおたくだったことから
この話を思いついたそうです。
また、文教堂二子玉川店の店長・瀬戸信之さんによると、やはり映画化された漫画は部数が伸びるそう。
それも、女性をターゲットにした映像化は、かなり売り上げが上がるイメージ(花より男子、など)
映画が始まる前のほうが良く売れるんだそうです。
しかしデメリットもあり、映画が当たらなかった場合、まだ連載が続いているにもかかわらず
漫画自体にも「終わっちゃった感」が世間に蔓延してしまうそうです。単純に映画化されたからって
喜んでもいられないのですね!