『音楽マスターピース』では、北インドの古典楽器「サントゥール」奏者の
新井孝弘さんに出演していただきました。
新井孝弘さんは1979年のお生まれ。ドラマーとして、数々のバンドでの
活動を経たのち2005年より日本人サントゥール奏者の宮下節雄さんに師事。
その後、2007年よりインドに渡り、世界最高のサントゥール奏者である
シヴクマール・シャルマ氏に師事されると、2009年にはインド国内でも
デビューされ、コンサート活動を開始。ムンバイ、ボパール、チェンナイなど
インド各地で公演を続けられており、現在もムンバイにお住まいです。
新井さんによりますと、「『サントゥール』というのは、ピアノの原型とも言われる
打弦楽器で、台形の箱にたくさんの弦を張り、それをくるみの木で出来たバチで
叩いて音をだすもの。元々はイランの楽器で、名前はペルシア語で百個の弦を
意味する。北インドやイラク、トルコにも伝わり、同様の名前で呼ばれており、
伸びやかに響く澄んだ音色にうっとりすること間違いなし!」ということです。
今回は、そんな新井孝弘さんにお師匠様である「シヴクマール・シャルマ」さんの
曲を紹介していただいた他、実際に『サントゥール』をスタジオにお持ちいただき、
生演奏を披露していただきました。
☆ライブ(イベント)情報
インドの打楽器・タブラ奏者のU-zhaan(ユザーン)さんと新井孝弘さんの
サントゥールのライブに、この番組でもおなじみサラーム海上さんのDJ、
それに「東京スパイス番長」水野仁輔さんのインドカレーが楽しめるという
イベントが、 今月19日木曜日、南青山のCAYにて行われます。
午後6時半開場、8時開演。
すでにテーブル席は完売となりましたが、 まだお立ち見の自由席なら
間に合います。
前売り:3,000円 当日:3,500円
ご予約:03-3498-5790(CAY)まで
また、新井孝弘さんのライブが4月27日に浜松の「クリエート浜松」で、
5月5日には国分寺の 「カフェスロー」にて開催されます。
詳しくは、それぞれ「クリエート浜松」と「カフェスロー」のホームページで
ご確認ください。
「クリエート浜松」のホームページはコチラ
「カフェスロー」のホームページはコチラ
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.ラーガ・デーシュ / シヴクマール・シャルマ
2.ヤマン / 新井孝弘(生演奏)
3.ラゲシュリ / シヴクマール・シャルマ
以上の3曲でした。