終わりよければ・・・(放送終了)

『路地裏の居酒屋文化論』      ゲスト:マイク・モラスキーさん

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今日のゲストはJAZZと赤提灯を愛するアメリカ人!一橋大学大学院教授で、作家、ピアニストなど多彩な顔をお持ちのマイク・モラスキーさんでした。

 飲み屋街の一角に佇む、古き良き居酒屋が研究テーマのひとつであるモラスキーさん。その研究のため定期的に東京周辺の町々をめぐり暖簾をくぐってフィールドワークを続けられています。

今日は、独自な文化が根付き各駅周辺で個性的な雰囲気を放っている中央線文化圏についてお話を伺いました。

 

中央線文化圏というと、高円寺から吉祥寺で、1960年代から70年代の新宿の若者文化およびその精神を継承しながらも各駅周辺で独自の雰囲気が強力に残っているのが特徴。特に、通勤快速が止まらず土日には快速が止まらない高円寺、阿佐ヶ谷、西荻の3駅がローカルカラーを色濃く残しているそうです。

 

一方、住みたい町のナンバーワンの吉祥寺は、井の頭線がつながっている渋谷の影響で「消費の町」となり、遠方からの観光客が多く、町自体の魅力がだんだんなくなってきているのではないか、ということでした。

   

マイク・モラスキーさんのブログ「居酒屋探訪記」

http://blog.livedoor.jp/mora845/