終わりよければ・・・(放送終了)

『茅ヶ崎』

『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと堀田ゆい夏ちゃんが

『茅ヶ崎』を訪れた模様をお送りしました。

 

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相模湾に面した湘南地方の中心地である『茅ヶ崎』は、

サーフィンやヨットなどのマリンスポーツで知られ、

夏場には海水浴で賑わいます。

 

また、加山雄三さんや桑田佳祐さんらの出身地としても有名で、

市内の道路には「雄三通り」や「サザン通り」と名付けられた

ものがあるほどです。

 

そんな『茅ヶ崎巡り』の出発地点となる「茅ヶ崎駅」に到着した

ジャパン探訪一行ですが、いつも通りすぐに出発することはせず、

まずは、有名な「大船軒のアジ押し寿司」を購入することに。

 

「アジ押し寿司」を購入した一行は、駅前からタクシーに乗り

目的地へ。すると、到着したところは海の目の前でした。

 

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茅ヶ崎に来るのが2回目だという堀田ゆい夏ちゃんにとっては、

「ここはどこ?」という感じでしたが、実は2人が降り立った場所は、

あのサザン・オールスターズのヒット曲「ホテル・パシフィック」に

歌われている"パシフィックホテル"の跡地に立つマンション

「パシフィックガーデン茅ヶ崎」の前でした。

 

一行は在りし日の"パシフィックホテル"に想いを馳せつつ、

そばにある公園の東屋で、先ほど購入した「アジ押し寿司」を

いただくことに・・・。

 

非常に有名な「大船軒のアジ押し寿司」ですが、ゆい夏ちゃんは

なんと初体験とのこと。

 

そして、その感想は・・・いつも通りの「美味しい」でした(笑)

 

軽く空腹を満たしたジャパン探訪一行が続いて向かったのは、

右に「烏帽子岩」、左に「江ノ島」を望む風光明媚な場所で、

海岸沿いには美しい松の防砂林が広がっている「菱沼海岸」。

 

雪のちらつく真冬の海を、ちょっとだけ散策した後、

一行は今回の最大の目的地である「開高健記念館」へ。

 

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こちらは、開高健さんの奥様である牧羊子さんの没後、

建物と土地が茅ヶ崎市に寄贈され、後に記念館として

整備されました。

 

そんな「開高健記念館」を訪れた一行は、事務局長の森さんに

ご案内いただき、素敵な館内をじっくり見学させていただくことに。

 

館内には、「開高さんが23歳の時に書いた肉筆原稿」の他、

「専用原稿用紙」や「愛用していた釣り道具」・「剥製のクマ」

など、開高さんを偲ばせる品が所狭しと展示されています。

 

その後、庭のテラスに出てジャパン探訪一行と森さんが

色々と話していると、なんと邦丸さんと開高さんの意外な

縁が明らかに!

 

テラス.jpg

 

その縁というのは、以前、邦丸さんがプライベートで

「開高健記念館」を訪れた際、たまたま見つけた

一冊の台本が繋いだものでした。

 

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というのも、その台本は約半世紀前に文化放送で放送された、

開高健さん原作のラジオドラマ「裸の王様」の台本であり、

それを見つけた邦丸さんが文化放送で音源を探したところ、

なんと音源が残っていたのです!!

 

主役を宇野重吉さんが務め、奈良岡朋子さんなども出演している

ラジオドラマで、今回の放送の中でも一部をお聴き頂きました。

 

この後、更に「開高健記念館」を堪能し、その後はグルメな一時が

展開されますが、その模様は次回お送りします。

 

 

☆取材こぼれ話

  ①「茅ヶ崎駅の発車メロディはサザンだ!」と頑なに主張した

    邦丸さんでしたが、駅では確認することができなかったため、

    スタッフが色々と調べてみましたが、そのような事実を確認

    することはできませんでした(笑)

 

  ②今回のメインの目的地は「開高健記念館」でしたが、

    残念ながら、ゆい夏ちゃんは開高健さんのことを

    あまり知らないようでした(笑)