「さあ!本屋さんへ行こう」今回はレポーター永井まどかさんが
文化放送のお向かいの浜松町貿易センタービルにある大きな書店
文教堂浜松町店のフェア「お金のは・な・し」を紹介してくれました。
キャッチコピーはずばり「お金を増やしたり奪ったり・・・お金がほしい人たちの本ですよ」。
年度末は決算の企業が多いので、決算書の読み方とか経営関係の本、そして
景気が悪く給料が減ってもいかに暮らすか、といった本、
そのほか、各ジャンルから、文藝担当からは誘拐・身代金目的の本、
実用書担当からは競馬・麻雀などギャンブル関係、
そしてコミック担当からは「グラゼニ」という野球漫画をあげてもらって並べているそうです。
この「グラゼニ」という野球漫画、南海ホークスの元監督・鶴岡一人さんの名言、
「グラウンドには、銭が落ちている」を略したタイトルなんです。
スポーツ漫画には珍しい、お金にこだわった作品で
主人公はプロ野球の中継ぎピッチャー。年棒1800万の崖っぷち投手が
グラウンドに銭が落ちていることを意識して、葛藤しながら球界を渡り歩くというストーリーです。
年棒1億円以上のスタープレイヤーばかり注目されるが、実際はそれ以下の年棒の選手が
ひしめきあうプロ球界。そのあたりの厳しさを描く、今までにない野球漫画ということで
大ヒットしているそうです!