空港や港、国際郵便局などさまざまな場で、麻薬が国内に入ってこないよう活躍する、麻薬探知犬。
今日は、東京税関麻薬探知犬訓練センターの育成担当上席官・菊地昭洋さんにお越しいただきました。
麻薬探知犬とタッグを組んで、密輸されようとしている麻薬を探し出す「ハンドラー」として活躍の後、
現在は育成に回っています。
当初、麻薬犬の担当になった時は大変な仕事だとの認識があってあまり気乗りしなかった菊地さん、
担当になって犬の頭の良さに驚きました。
麻薬探知犬は、訓練センターで4ヶ月ほど訓練を受け、最終的に合格できる犬は約3割だそうです。
菊地さんがハンドラーデビューしたときに組んだ犬・ベラは印象的な犬でした。
臆病で、麻薬犬としてギリギリ合格した犬だったので、やっと結果(摘発)を出せたときはうれしかったそうです。
実は、犬を育てるより、犬とタッグを組むハンドラーの育成のほうが難しいそうです。
探知犬業務を楽しむ=犬を楽しませること、が大事だとか。
菊地さんの将来の夢は、世界に誇れる麻薬探知犬を育成したいそうです。
東京税関・麻薬探知犬のページ