元イスラエル軍 特殊部隊のコマンダーにして、格闘技インストラクターのアヴィ・マザルトさんです。
アヴィ・マザルトさんはイスラエルの特殊部隊に所属されていたときに実践的な格闘技「クラヴ・マガ」を修得されましたが、それ以前トルコにお住いの頃から日本の空手を鍛練されてこられました。
そんな空手を通じて日本への想いを強くされ2003年の来日も空手の修行が目的でした。現在、日本空手協会の参段で指導員でもあるアヴィさんに世界に広がる「空手道」の魅力について伺いました。
アヴィさんの空手の流派は松濤館流。世界でいちばん人気のある流派だそうです。日本と海外の空手の違いは、海外の空手は「スポーツ」。日本の場合は礼にはじまって礼に終わる「武道」です。日本の武道では「残心」という心得がとても大事。それが海外には、あまり伝わっていないそうなんです。
空手の場合「型」の最後は必ず残心で終わり基の姿勢に戻ります。技と同時に終わってしまうのではなく、心は残す余韻を残すということです。また、組手においての残心は相手への敬意でもあります。ですから武道では、たとえ試合で相手に勝ってもガッツポーズはしてはいけないそうなんです。
格闘技道場「コンバット・スポーツ・センター」
http://www.combat-sports-center.com/japanese/index.html
サバイバルゲームフィールド「WAR ZONE」