『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと堀田ゆい夏ちゃんが
『夢の島熱帯植物館』を訪れた模様をお送りしました。
「江東区・夢の島」は戦前、飛行場用地として埋め立てが始まったものの、
資材不足などにより計画が中断されました。そして、戦後は海水浴場が
設けられ、また遊園地も計画されるなど、文字通り「夢の島」として発展
していくものと思われました。
しかし、日本の経済成長に伴い、昭和32年にゴミ処分場として本格的な
埋め立てが始まると、埋め立て終了までの昭和42年まで約10年に渡り、
1000万トン以上のゴミが投棄され、その間、昭和40年には大量のハエが
発生して江東区を襲った他、ネズミの大量発生・メタンガスの自然発火など、
様々な社会問題も起こりました。
その後、公園として整備が進められ、昭和53年に「都立夢の島公園」が
オープンしました。
というわけで、今回はその夢の島公園内にある「夢の島熱帯植物館」を
訪れることになったジャパン探訪一行ですが、もちろん寄り道せずに
向かうはずもなく・・・。
最寄り駅となる「新木場駅」の駅前にある「丸惣」さんというお店を発見し、
中へ入ってみると、そこには数多くのお惣菜がズラリ勢揃い!!
邦丸さんとゆい夏ちゃんは、その中から「シメサバ」や「マグロ納豆」などを
チョイスし、取材前のガソリン補給を完了しました(笑)
そして、ようやく「夢の島熱帯植物館」に到着。
館長の榎本さんに案内していただき、まずは熱帯の海辺を再現したという
「Aドーム」へ。ここは湿度が80%もあるらしく、大都会にいながらにして、
まさに熱帯の気分を味わうことができます。ちなみに、ここの池には黄金の
ナマズがいるそうですが、残念ながら今回は発見できませんでした。
続いて、果樹が中心の「Bドーム」へ。ここには、マンゴー・ココヤシ・ドリアン・
バナナなどが植えられており、まるでジャングルを散歩しているかのような
感覚になります。そして、ここでは特別に普段は出られないというドームの
外に案内していただいたのですが、そこには目の前に広がるマリーナや、
真正面にそびえ立つ東京スカイツリーなど、正に絶景が広がっていました。
そんな「Bドーム」を後にした一行は、小笠原の固有種などが植えられている
「Cドーム」へ。ここも暖かくて心地よかったため、一行は「体調が良くなりそう」
というフレーズを連発していました。
続いては、マニアにはたまらない「食虫植物ゾーン」を経て、「カフェ」に到着。
腹ごしらえしてから来たにも関わらず、ここでも「生ビール」「ココナッツカレー」
「ホットケーキ」などをいただきました。
その後、特別に「夢の島熱帯植物館」の裏側を見せていただけることになり、
裏手へと回ってみると、そこには正に壮観の「熱交換器とボイラー室」が
広がっていました。
そして、最後にイベントホールを訪れ、現在開催中の「こども&おとなラン大賞」
にエントリーするため、紙粘土のクラフト作りにチャレンジしました。ちなみに、
今月26日まで邦丸さんとゆい夏ちゃんの作品も展示されています。
なお、「夢の島熱帯植物館」では、年間を通じて様々なイベントを開催して
おりますので、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
次回は、「染物の里」を訪れる予定です。