毎月第1火曜日は、ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんにお越しいただいています。
今日の話題は「芥川賞・直木賞」。田口さんの予想通り
芥川賞は円城塔さんの「道化師の蝶」が受賞しましたね。
また、同じく芥川賞を「共喰い」で受賞した田中慎弥さん、会見の時のコメントで
大きな話題を呼びましたね。
「賞を断って気の小さい選考委員が倒れたりしたら都政が混乱します。もらっといてやる」
というような大胆な発言。
これとは関係あるのかないのか、石原都知事が選考委員を辞任することを発表。
これで田中さんの知名度はグーンと上がり、受賞作はとても売れているそうです。
受賞時の作家さんのコメントといえば、
芥川賞の西村賢太さん「自宅で待ってました。そろそろ風俗に行こうかなと。行かなくてよかった」。
これが爆笑を誘いました。
荻野アンナさん「(受賞の知らせを聞いて)あ、しょう(賞)」ダジャレ好きなんですね。
山田詠美さん「これからも自堕落な私生活とストイックな執筆活動を両立させていきたい」カッコいい!
林真理子さん「『文芸手帳』の、最後の空白の部分に林真理子と描くと、いかにもそぐわなくて笑ってしまう」
小川洋子さん「過去4回の選後評はかけがえのない道しるべになった」
綿矢りささん「部屋にこもって描いていたときとのギャップがある」初々しいですね。
金原ひとみさん「芥川賞はいつかは取りたい自分の夢だった!」
などなど。
最後に、もうひとりの騒ぎの主役、石原慎太郎都知事も「太陽の季節」で芥川賞を受賞しています。
石原さんと芥川賞、やっぱりつながりが大きいんですね。