おととし公開された映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」を
地でいく4人の男たちがいました。
千葉の中南部のローカル線・いすみ鉄道の運転士養成の公募に合格し、研修の末
晴れて運転士になった4人のオヤジたちのひとり・高崎浩さんにお越しいただきました。
いすみ鉄道で走っているのはディーゼルカー。運転士さんたちをJRからの出向でまかなっていましたが
JRにもディーゼルカー免許を持つ運転士さんが減り、自前での育成を余儀なくされました。
そこで、運転士訓練費700万円を志望者に自己負担してもらって公募する制度を立ち上げました。
運転士になる前は、普通に大学卒業後学習塾勤務を経てバス会社に勤務していた高崎さんは、
募集が出てすぐに応募。無事合格となったわけです。
そして訓練が始まるのですが、適性、実技など、厳しい試験に不合格になることもありました。
何度かのチャレンジで見事すべてに合格、4人とも晴れて今年のGWから運転士デビューの予定だそうです。
学生や高齢の方など、車の運転ができない人の移動の足として、気を配りながら
安全、確実な運行を目指したいそうです。廃止になるローカル線もありますが、
なんとか存続できるよう、リスナーの皆さんにも協力いただきたいとのことでした。
いすみ鉄道 公式サイト