『スポーツ情熱列島』では、日本における女子柔道の草分け的存在で、
現在は筑波大学大学院准教授・日本オリンピック委員会(JOC)の
理事として活躍中の山口香さんに出演していただきました。
今回は、『ロンドンオリンピックにおける日本柔道界の展望』というテーマで、
「オリンピック代表選考の過程」・「女子柔道・男子柔道の現状」・「ご自身の
オリンピック体験談」などについて、色々とお話し頂きました。
山口さんによりますと、「現在の日本柔道の状況としては、女子(特に軽量級)は
世界ランキングの1位・2位が両方とも日本人という階級が多く、ロンドンでも
金メダル獲得に向けて大きな期待を持てるが、男子に関しては今のままでは
苦戦が強いられそう」ということでした。
また、JOCの理事という立場からは、「柔道はオリンピックの序盤に競技が
行われるため、柔道チームが活躍すると日本チーム全体が盛り上がるので、
そういう意味でも柔道チームには頑張ってほしい」とエールを送っていました。