『音楽マスターピース』では、音楽評論家の五十嵐正さんに
出演していただきました。
今回は、五十嵐さんが『ニュー・アコースティック・ミュージック』と
呼んでいる音楽についてお話し頂きました。
以前、このコーナーでアリソン・クラウスなどの最近の「ブルーグラス」を
紹介して頂いた五十嵐さんによりますと、ブルーグラスやオールドタイムを
ベースにしながら、更にいろいろな音楽の要素を取り込んだ若いバンドや
ミュージシャンの活躍が2000年代半ば以降から目立ってきているそうです。
また、彼らはジャンルを超えた音楽への関心、演奏技術の高さ、変わった
楽器編成などが特徴だそうで、五十嵐さん曰く「とりあえず、ニュー・アコー
スティック・ミュージックと呼んでいる」そうです。
そんな「ニュー・アコースティック・ミュージック」の中から、ボストンを拠点に
活動している「クルキッド・スティル」や、日本でもお馴染みの「ヨーヨー・マ」、
テキサス出身の20歳の女性アーティスト、「サラ・ジャロス」の楽曲などを
紹介して頂きました。
☆「ニュー・アコースティック・ミュージック」のアーティスト来日公演情報
『Paciffic Rim Acoustic All-Stars アコースティック・ライブ・ツアー』
有名なフィドル奏者のケイシー・ドリーセンと、カナダのダックスのギタリスト、
ジョーダン・マコンネルが日本のマンドリン奏者、井上太郎さんとのトリオで
2月14日(火)の神戸公演から25日(土)の浅草公演まで、全国9箇所を
回ります。
なお、ライブの詳細はコチラをご覧ください。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.We Can Work It Out / クルキッド・スティル
2.Attaboy(Instrumental) / ヨーヨー・マ
3.Ring Them Bells / サラ・ジャロス
以上の3曲でした。