今年初の登場、ブックコンシェルジュ・ジュンク堂池袋店副店長の田口久美子さんです。
今年の干支、竜(龍)に関するおすすめの本をご紹介いただきました。
「龍の起源」(荒川紘著・紀伊国屋書店)
架空の生物である「龍」を生んだ人類の想像力の、深い部分に迫っている、これから
龍を知ろうという人におすすめの本です。
「竜の神秘力99の謎」(福知怜著・二見文庫)
世界がなぜ龍に関心を持ち出したのかという観点からいろんな謎を解明している本。
あの「ゲド戦記」から日本全国の竜神まで、この本を読むと謎が解けるそうです!
「竜のはなし」(宮沢賢治・戸田こうしろう)
宮沢賢治の唯一の絵本。絵本ですがなかなか深いお話です。
「獣の奏者」(上橋菜穂子著・講談社)
田口さん特におすすめ。140万部の大ベストセラー。
少女の成長物語で、「王獣」という、龍を思わせる空を飛ぶ獣を友として、力を合わせて国を救う、という
感動間違いなしの本です。
そして、リスナーさんからも情報いただきました。
「竜の柩」(高橋克彦著・講談社)
高橋克彦ワールド全開の伝奇ロマン。邦丸さんも超オススメで
この話をしだしたら止まらなくなってしまいました。
そして、恒例、芥川賞・直木賞予想。
田口さんの予想、というか期待では、
芥川賞:「道化師の蝶」(円城塔)小説界のトリックスター登場!
直木賞:「コラプティオ」(真山仁)震災後の日本をテーマにした話題作!
前回の予想では見事的中した田口さん、さて今回は?