終わりよければ・・・(放送終了)

『世田谷ボロ市』

『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと堀田ゆい夏ちゃんが

『世田谷ボロ市』を訪れた模様をお送りしました。

 

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430年以上に渡る伝統を誇る「世田谷ボロ市」。

 

もともとは天正年間、関東を支配していた小田原の北条氏が

開いた「楽市」が始まりで、後に徳川の世となり、江戸が政治の

中心になると世田谷の商業は衰え、「楽市」も滅びてしまいました。

しかし、その伝統は田園地帯となった世田谷へと受け継がれ、

江戸中期以降は農機具や古着類・正月用品を売る年末恒例の

「歳の市」として、長く親しまれてきました。

 

その後、明治時代に入り新暦が使われるようになってからは、

1月にも開かれるようになり、現在では12月の15・16日、

そして1月の15・16日の合計4日間に渡って市が立ち、

期間中に数十万もの人が訪れるという、「世田谷名物」の

1つとなっています。

 

ちなみに、「ボロ市」の名前の由来は、その名の通り、

使い古した布や衣類である「ボロ」が大量に商われて

いたからだそうです。

 

そんな「ボロ市」を訪れたジャパン探訪一行でしたが、

まず目を付けたのは、やはり食べ物(春巻き)でした(笑)

 

美味しい「春巻き」を堪能しながら歩を進めると、そこには

実に様々な品が所狭しと並んでおり、ジャパン探訪一行は

興味津々の様子。

 

中でも、ゆい夏ちゃんが興味を示したのが「リメイク着物」のお店。

店員さんに色々と質問するほど食いついていましたが、やはり、

最終的には買いませんでした(笑)

 

ちなみに、「ボロ市」で最も多く見かけるのは「何でもありの古道具店」

ですが、その他にも「ブーツ専門店」「神棚屋さん」「アーミーもの専門店」

「鍛冶屋さん」「臼と杵を売るお店」など、見ているだけで飽きない店が

軒を連ねています。

 

ボロ市.bmp

 

その後も「ボロ市」をたっぷりと堪能したジャパン探訪一行は、

いつも通り、最後は軽くお酒をいただき、帰路に着きました。

 

なお、「世田谷ボロ市」は1月15日と16日にも開催されます。

 

 

次回は、「七福神めぐり」にチャレンジする予定です。