終わりよければ・・・(放送終了)

12月26日~12月30日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、歌手の伊東ゆかりさん

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12月26日 月曜日 「引っ込み思案な少女」
伊東さんのお父さんは、米軍キャンプでベースを弾いていた音楽家でした。引っ込み思案を心配した父に連れられ、若干6歳で、伊東さんは人前で歌い始めることになります。しかしこんなことはやりたくないと、なかなか笑顔になれません。当時キャンプの兵隊さんたちからついたあだ名は「ノースマイル」。初日は、歌手・伊東ゆかりの誕生ともいえる頃のお話について伺っています。

12月27日 火曜日 「三人娘結成から、忙しい日々」
小学6年生のときにレコードデビューした伊東さん。その後、同じ渡辺プロ所属だった中尾ミエさん、園まりさんと結成した「三人娘」が大ブレイクし、忙しい日々を送ることになります。遊びたい盛りでストレスのたまっていた娘たちは、いろんないたずらをしてはスタッフを困らせていました。この当時も、まだ、歌うことが好きでなかったという伊東さん。三人娘結成時のお話を伺っています。

12月28日 水曜日 「大ヒット曲『小指の思い出』、結婚、そして・・・」
大ヒット曲「小指の思い出」も、最初は歌いたくなかったという伊東さん。「色っぽい」と言われるのがイヤだったそうです。そして事務所からの独立、借金、歌手の佐川満男さんとの結婚、離婚。伊東さん、公私ともに激動の時代のお話です。

12月29日 木曜日 「明るくなれたきっかけ」
離婚して母ひとり娘ひとりになった伊東さん。娘さんのCDデビューには、まさか娘が自分と同じ道を、とびっくりしたとか。そして、ここにきてやっと、考え方が明るく前向きに変わってきました。「ノースマイル」と言われた伊東さんが今のようなサバサバとした明るいキャラに変わったきっかけになった、プライベートや仕事での出来事について伺います。

12月30日 金曜日 「三人娘、結成50周年」
2005年に、40年ぶりに三人娘が再結成されました。久々に一緒に舞台に立った3人、20代のときとは違って、いろんな発見があったそうです。客席も、伊東さんソロの時とは違って、とても賑やかだとか。
3月3日、渋谷オーチャードホールで開かれる「ゆかり・ミエ・まり 三人娘結成50周年結成コンサート~ニッポンをもっと元気に~」のお話も伺っています。

<伊東ゆかり>
1947年、東京都品川区生まれ。ベース奏者だった父親・伊東謙吉の影響で7歳から進駐軍のキャンプで歌を歌っていた。59年「クワイ河マーチ」でデビュー。65年サンレモ音楽祭に日本人として初出場。「恋する瞳」で入賞。67年「小指の想い出」で日本レコード大賞歌唱賞受賞。99年10月「ステージ・ドアーズ」をリリース。中尾ミエさん、園まりさんと結成した「三人娘」としても活動中。