飼い主に捨てられた魚を引き取り、責任を持って育ててくれる里親探しに奔走する、
NPO法人「おさかなポストの会」代表の山崎充哲さんにお越しいただきました。
ペットの魚を多摩川に遺棄することを防止しようとしたことがきっかけで「おさかなポスト」が誕生。
毎年1万匹、震災のあった今年は2万匹の魚たちが引き取られています。
おさかなポストには、801cmのアリゲーター・ガーパイク、50cmのレッドテイルキャットなども
持ち込まれます。多いのはグッピー、ネオンテトラ、エンゼルフィッシュ。
家で、無計画に増やしてしまって、ポストに捨てに来る人が多いそうです。
震災以降は、関東の「被災魚」(自宅で飼えず、飼育を断念する)が集まりました。
里親探しは慎重です。真剣に飼ってくれるところ(絶対に捨てることのない学校や施設)を中心に。
みんなが、もっと魚を飼うことに真剣になってほしい。
おさかなポストの最終目標は、捨てられる魚がいなくなり、ポストが成立しなくなることだそうです。
山崎さんからのメッセージ「最後まで、お魚を責任もって飼う!」ことが大事だそうです。