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5月16日~5月20日の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」は、手塚理美さん

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今週の「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」のゲストは、手塚理美さん!

5月16日(月)「女優デビュー」
子役モデル時代、そして衝撃的な写真集を経て、手塚理美さんは女優になりました。
世間の反応とは違い、自分にとって写真集は10代の良い記念だったそうです。
お芝居は他人になるから嫌だと思っていたのに、自分の眠っている部分を出させてもらうものだという事に気がついて、それまで演技をすることを嫌っていた手塚さんは、自分で連続テレビ小説「ハイカラさん」のオーディションを受けに行きます。

5月17日(火)「ふぞろいの林檎たち」
ハイカラさんが終わってからの次の大きな仕事は「ふぞろいの林檎たち」でした。女優としての心構えは出来ていたのですが、その分、これからの方向性に悩んでいた手塚さんは、同じように悩んでいた同世代のタレントさんと一緒に、この「不ぞろい学校」とでも言うべき場所でいろいろ勉強していくことになります。長いシリーズでしたが、皆、成長していったのでした。
小さいときから芸能活動をしていたので青春が無かった手塚さん。その青春を取り戻したような仕事がこの、ふぞろいの林檎たち、そして男女七人秋物語でしたが、ここでは手塚さんのしぐさから、ある有名なギャグも生まれていました。

5月18日(水)「ロンドン留学」
ふぞろいの林檎たちの中では、自分が一番充実しているときの作品である3作目が一番好きなのだそうです。妊娠3ヶ月なのに走るシーンを撮るときだけは気にしたつもりなのに、出来たものを見てみたらがむしゃらに走っていたのは笑ったそうですが。
この頃、ロンドンにも留学しています。
何でも出来ると思っていた自分がロンドンでは何も出来なかった。これがわかって人生をリセットできたのだそうです。
そして、人生の中でいちばんやりたかったことに手塚さんは気が付きました。

5月19日(木)「お母さんとしての一面」
お母さんとしての手塚さんは女優の手塚さんとは違う一面をもっているのだそうです。
特に御長男はマイペース。時間をぜんぜん気にしません。
そんな子供に手を焼きながらもいろいろと付き合い方を学び、こんな長男を手塚さんは「師匠」と呼ぶようになります。
長男はある日、手塚さんに本をプレゼントしてくれましたが、それはちょっと変わったタイトルの本でした。お子さんはきちんとお母さんを見ていたのです。

5月20日(金)「50代を迎えて」
もうすぐ50歳になる手塚さんですが、本人はまだ20歳のときのままなのだそうです。演じてみたい役柄も「天然ボケのお母さん」クールでないビューティが良いのだそうです。
でも、手塚さんは隠れ完璧主義者、大変だと思うことに興味があるのです。下のお子さんの受験は親子で楽しんでいました。
上の子が再婚は絶対に嫌だというので再婚しなかった手塚さん。今はもう良いかなとおもっているようですが、その条件がこれまた変わっています。

<手塚理美>
1974年2代目ユニチカキャンペンガールでデビュー。
主な出演作は、テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」、「男女7人秋物語』、
NHK朝の連続テレビ小説「ハイカラさん」、「ふたりっ子」、「筆談ホステス」、
映画「アホ-マンズ」「ジュリエットゲーム「ALWAYS 続・三丁目の夕日」「余命1カ月の花嫁」など。
数多くの映画・ドラマで活躍中